大阪革新懇12・4「講演と文化のつどい」 山極壽一さん講演
~ 進化と文明のミスマッチから見たコロナ後の社会 ~
12月4日(日)大阪革新懇は、「講演と文化のつどい」をエルおおさかで開催し、会場には167名が集い、YOUTUBEは53か所で同時視聴され、合わせて220名以上が参加しました。
総合地球環境学研究所の山極壽一所長が「進化と文明のミスマッチから見たコロナ後の社会」と題して講演しました。山極さんは、新型コロナ感染で「移動する自由・集まる自由・対話する自由」などが制約される中で、人間の暮らしに必要なことは何か、豊かさとは何かが再認識されたと指摘。これまで人類は科学技術により富を増やしてきたが、1950年以降の生物の多様性や土地利用などの指標を調べれば、もはや地球の収容力は限界にきていると強調。人類の進化と文明史を振り返り、どこで間違えたかを考えなければならないのでは・・と、参加者に問いかけました。
人間相互の信頼関係や新たな社交による文化の再構築を
山極さんは、長年にわたる研究から二ホンザルは対面行動をしないが、類人猿や人間は対面行動をすること、二ホンザルは食物を分配しないが、類人猿や人間は食物を分配すること、人間は共食と共同保育を行いながら共感力を高めていることなどを写真や映像で紹介。山極さんは、人間の本質とは、①共食と共同保育を通して高めた共感力、②音楽的コミュニケーションで結びついた身体の共鳴による社交、③重層的な社会に対応できる高い認知能力、④自然の多様性に立脚した文化の多様性にあると強調。その一方で、言語は複数の文化をつなぐことはできたが、人間同士の信頼関係は広がっておらず、相互の信頼関係をつくる社会ではなく、制度やシステムを信頼する社会になっていると、課題を指摘しました。そして、人間相互の信頼関係や新たな社交による文化を再構築し、共同性を回復する社会にしていこうと締めくくりました。
獅子舞登場に大盛り上がり
文化行事は、大阪市大正区で沖縄料理と島唄の店を営む「うるま御殿」の皆さんが三線などを演奏しながら沖縄民謡などを披露。「キャロットアイランド」「花」「ハイサイおじさん」「島人ぬ宝」などを熱唱しました。最後に頭を噛まれると良いことがあると言われる大きな獅子舞が登場し、会場は大いに盛り上がりました。
開会あいさつは大阪革新懇の川崎美栄子代表世話人が、閉会あいさつは関西学院大学の冨田宏治教授が行いました。
<参加者の声より>
〇長年の研究に基づいたニホンザルと類人猿、人間の違いをユーモア交えて語りながら、わたしたち人間が大切にしなければならないものは何なのかを、わかりやすく教えていただきました。
〇類人猿から人間が学ぶべきことを教訓に、これから人類がめざすべきことについて大変興味深く意義ある話を聞くことができてよかったです。
〇格調高く人間味あふれる講演で心が豊かになりました。
〇維新は食物を『分配』しない独占欲のニホンザルや。我々は人間なんや。
〇手拍子をしながら三線の音色とリズムに合わせて沖縄民謡の名曲を楽しめました。つい歌に合わせて踊ってみたくなりました。獅子舞の登場はよい企画でした。一度大正区のお店に行ってみたいと思いました。
〇沖縄の悲惨な歴史を乗り越え、沖縄の碧い海と空の下で育まれてきた沖縄民謡は、いつ聞いても癒されます。うるま御殿さん、ありがとうございました。

もさん連れの真ん中世代も含めて380人参加し、大盛況となりました。
渡辺さんは「岸田政権は選挙後すぐに『改憲』『九条破壊』を進めようとしたが、『国葬』『統一協会』問題で出鼻をくじかれてしまった。岸田政権は、安倍・菅の宿題、アメリカの強い圧力の二重の要請を受け『改憲』を加速化し始めた。その加速の要因は国会での政党配置の変化やバイデン政権の圧力増加。ロシアのウクライナ侵略に便乗した日米共同軍事行動の緊密化と役割分担の見直しなどがあった。」と指摘し、「安倍政治の膿=『国葬』『統一協会』問題=が噴出し、『協会』・『勝共連合』や他団体との癒着が明らかになるなど、国民も疑い始めている。今必要なことは、『軍事対軍事』にノー!のメッセージをアジアと世界に発信すること。そして、改憲発議を許さない市民の行動をすすめること。『統一協会』問題と『改憲阻止』の運動の両輪で進め、これまでの運動に確信を持ちましょう」と訴えました。
ィング宣伝を実施しました。登校途中の高校生にビラを渡し、シール投票を呼びかけると、「国葬」に「賛成」が9人、「反対」が22人、「分からない」が6人と、「反対」が約6割に達しました。当日河内長野市役所には、申し入れにもかかわらず半旗が掲揚されました。「国葬」も半旗掲揚も、市民・国民の声を聞かず、憲法の精神も踏みにじって力づくで強行するなら、強行したものが自ら墓穴を掘るだけです。
交野革新懇
車の中から手を振ったり軽く会釈したりする人や、クラクションを鳴らして賛同を示す運転手もいました。自転車を止めてプラスターの文字をしっかり読む若いお母さんの姿もありました。いつものスタンディングより市民の反応も良く、関心の高さが表れていました。
急集会が、9月26日(月)中ノ島公園で開催され、集会後参加者は梅田までデモ行進を行いました。集会には900名をこえる府民が参加しました。
9月3日(土)寝屋川革新懇と憲法を守る会の共催で、「安倍元首相国葬反対、統一協会と議員の癒着解明」緊急宣伝行動が行われ50名が参加し、シール投票では9割の市民が反対の意思を示しました。
真)になる方が結成総会の成功を参加者のみなさんに呼びかけました。青年革新懇は11月20日(日)13:30~交野市ゆうゆうセンターで結成総会が開かれます。会長になる方からは”30名ぐらいの若い人を組織していきたい”との発言がありました。


8月
動を広げるために、8月27日に緊急アピール「やめろ『国葬』・カジノ、憲法改悪!手をきれ統一教会」発表。9月10日(土)には立憲野党の方々をパネリストに「国葬」や統一教会問題、カジノ問題について緊急シンポジウムを開催します。これに先立ち、当日12時30分から13時までJR・京阪の京橋駅連絡通路で街頭宣伝を行います。宣伝にも御参加ください。
え、玉城デニー候補の再選を必ず勝ち取ろうと5人が現地を支援しました。5日(月)朝5人は、河南地域で集めた募金総額60万円、河内長野80人余りの寄せ書き、手作りの横断幕を携えて伊丹空港を離陸。待ち構えていたのは抗原検査キット、全員陰性を確認して早速ハンドマイク宣伝に取り組みました。他県からの支援者と3チーム合同で計27回の路地裏スポット宣伝、その後那覇市の中心部前島の交差点で、持参した横断幕を掲げて玉城デニー候補への支援を訴えました。
中林かずえ共産党市議をはじめ、
知事選挙は、8月25日(木)告示、9月11日(日)投票で行われます。7月の参議院選挙沖縄選挙区では、「オール沖縄」が支援した伊波洋一候補が大激戦を制して僅差で勝利しました。それだけに岸田自公政権は、参議院選挙以上に激しい選挙戦を展開し、玉城県政つぶしに来ることは間違いありません。今回の選挙は、辺野古新基地建設をストップさせ、大軍拡・9条改憲を許さず、安保条約廃棄につながる極めて重要な闘いとなります。
原発を再稼働する指示をした」と述べ、東京地裁判決を無視する姿勢に批判の声があがっています。