大阪革新懇・活動ニュース No.7

大阪革新懇・第4回代表世話人会を開催参議院選挙方針等を確認

 6月15日グリーン会館で第4回代表世話人会を開催し、堺市長選挙・参議院選挙などの政治論議を行うとともに、参議院選挙に向けた方針と具体的とりくみを確認しました。
 堺市長選挙結果について、多くの代表世話人がこれまでの反維新の共同と「都構想」問題が維新を最後まで追い詰め、善戦・健闘したと評価。
 交流では、「維新はドブ板選挙で固定票を固める組織戦を展開したが、決して新しい層に広がっていない。侮ることはできないが、固定票を上回るとりくみがあれば打ち破れる。」「『都構想』問題は維新の弱点であり、2023年のトリプル選挙(統一地方選挙、知事・大阪市長選挙)で一気に変えることは出来る。当面は、参議院選挙で市民と野党の共闘を前進させること」「共通政策となった13項目を基本に希望と政治の中身を語ること、とりわけ年金2000万円不足問題が参議院選挙の大きな争点となり、対話を広げることが重要」などの意見が出されました。

~年金「2000万円不足」問題が一大争点に浮上、安心できる年金制度を~

 大阪革新懇は、7月の参議院選挙で安倍政権を終わらせるために、「3つの共同目標」を掲げる政治勢力の躍進を願い奮闘します。

 比例区では日本共産党をはじめ立憲野党の躍進のために力を尽くします。そのために、憲法改悪阻止・戦争法廃止など、野党共闘で確認された共通政策を学び、会員や有権者にアピールします。大阪革新懇としても参議院選挙アピールを発表し、独自宣伝にとりくむとともに、「活動ニュース」を積極的に発行し、団体・地域、職場革新懇などのとりくみを紹介します。

 「2000万円貯めるより安倍政治を倒して、安心して暮らせる年金を」「消費税10%ストップ。金持ちから税金を」など工夫した訴えで、直ちにすべての構成員と有権者への対話を広げ、担い手づくりをすすめましょう。

寝屋川第340回ゲンパツいややん行動~福島と石川の農民連代表が訴え~

 6月7日(金)京阪・寝屋川市駅前で第340回目の「ゲンパツいややん行動」が行われました。

 福島農民連産直協同組合代表理事の本多芳司さんが、「原発事故によるセシウムの拡散で米作りは全数検査が続き、耕地の8割は放置され、いつになったら元に戻るのか。東電は損害賠償を拒否し続け、政府はオリンピックを前に原発事故はなかったことにしようとしている。原発は再稼働させない、安全・安心・未来のために頑張っていきたい」と訴えました。

 石川県農民連会長の宮岸美則さんは、「2機ある北陸電力の原発は大阪や関西に供給している。地下に活断層が見つかったのに危険を承知で再稼働を進めている、北陸は自然エネルギーの宝庫で原発に頼らなくてもやっていける。参議院選挙で日本の将来、未来の子ども達のために安全を受け渡していこう」と強調しました。

大阪革新懇・活動ニュース No.6

6月12日大阪市大へ要請 二度と「軍学共同」研究を行うな

12日「軍学共同いらない!市民と科学者の会・大阪」は、大阪市大を訪ね、「大阪市立大学が二度と『軍学共同』研究を行わないよう求め」る学長宛て「要請書」に対する、同大学・荒川哲男学長名の「回答」文書を受け取りました。 “大阪革新懇・活動ニュース No.6” の続きを読む

大阪革新懇 活動ニュース NO.4

  全国革新懇 第39回総会を開催 ~革新懇が共闘の要~

 5月18日、「平和・民主・革新の日本をめざす全国の会」(全国革新懇)第39回総会が東京都内で開催され、 47すべての都道府県から203名が参加。笹渡義夫代表世話人の「報告と提案」、地域・職場・青年革新懇の討論などを通じて、参議院選挙で勝利し安倍9条改憲を阻止するために、市民と野党の共闘を発展させる革新懇運動の重要性が再確認されました。

       ~市民連合などが連帯あいさつ~
 来賓あいさつで「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」運営委員の福山真劫氏と、「辺野古」県民投票の会代表の元山仁士郎氏が連帯あいさつ。福山氏は「戦争する国へと突き進む安倍暴走を止めるには、市民と野党共闘をもう一回り大きくする必要がある」と述べました。元山氏は県民投票の経験を踏まえ「立場や考えが違う人と対話し、相手の話をしっかり聞くことが大事」と語り、「参議員院選挙とその先も見据え、沖縄基地問題を広めてほしい」と訴えました。

       ~要求あるところに革新懇あり~
 「報告と提案」で笹渡代表世話人は、「安倍政権の基盤は脆弱。消費税10%増税、改憲、辺野古新基地、原発など個別政策では安倍政治は多数に支持されていない。『市民と野党の共闘』の発展がカギ」と強調。「要求あるところに革新懇あり。参議院選挙勝利と安倍政権を終わらせるために、暮らし・民主主義・平和の『三つの共同目標』を高く掲げ、市民と野党の共闘を本気で発展させよう」と呼びかけました。
 全労連議長・全国革新懇代表世話人の小田川義和氏と日本共産党委員長・全国革新懇代表世話人の志位和夫氏が特別発言。志位氏は、目前に迫った参議院選挙を「市民と野党の『本気の共闘』の勝利、日本共産党躍進で『誰もが希望を持ち、安心して暮らせる日本をつくる選挙』にしよう」と訴えました。そのために、「革新懇が共闘の要として奮闘するとともに、『三つの共同目標』を広げる独自の役割を発揮することが今ほど求められる時はない」と強調しました。

       ~大阪・大原事務局長がトップに発言~
              討論には21名が参加。大阪革新懇の大原事務局長がトップに発言。府知事・大阪市長選挙及び大阪12区補欠選挙の支援へのお礼を述べるとともに、12区補欠選挙での市民と野党の共闘の発展という「大きな財産」について発言しました。
 そして、維新の「対立と分断」、フェイク宣伝、ワンフレーズの改革幻想の繰り返し、野合批判などの選挙戦術を打ち破り、革新懇運動を活性化させ、維新政治を終わらせる決意を語りました。討論終了後、「報告と提案」、新役員、特別決議などが拍手で確認されました。

 

大阪革新懇・活動ニュース 第53号

大阪革新懇・活動ニュース第53号

 沖縄と朝鮮半島に思いをよせて「アジア・太平洋戦争12・8開戦から77年、不戦を誓う12・15文化と講演のつどい」を開催、この1年の革新懇運動に確信深め、土砂投入に“諦めない”沖縄県民支援と大阪でのたたかいを決意!

 仲里利信さん、宮本憲一さんの講演と朝鮮歌舞団の歌と踊りは参加者を魅了しました。

 12月15日(土)、「アジア・太平洋戦争12・8開戦から77年、不戦を誓う12・15文化と講演のつどい」を開催し、200名が参加しました。

 西晃さん(代表世話人・弁護士)は開会あいさつで、前日に⁺辺野古への土砂投入が強行されたことに強く抗議し、引き続きあきらめずたたかう決意を述べました。

 大阪朝鮮歌舞団の美しい歌と踊りは郷愁と祖国統一の希望にあふれたものであり、会場を魅了しました。

 沖縄からお招きした仲里利信さん(玉城デニー選対本部長・元オール沖縄衆議院議員)は自民党から除名された自身の経験を語りながら、基地があるゆえの沖縄の貧困、悪弊、オール沖縄に至る経過を語り、土砂投入で諦めると考えている安倍政権は浅はかだ!大阪からの支援を訴えました。

 「オール沖縄の行動に学ぶ―平和・環境・自治」と題した宮本憲一さん(大阪市立大学名誉教授)の講演は沖縄の差別構造を明治時代から、戦前、戦後、軍政下、本土復帰後と紐解き、その国策の元に生じてきた基地の社会問題、自治権の侵害、沖縄の貧困、自然破壊を克明に語りました。 

 最後に参加者全員で「土砂投入STOP」のプラスターを掲げ、安倍政権への怒りとともに抗議をさらに強めていく決意を示しました。

 参加者のアンケートでは「沖縄について知らないことがたくさんあったことを知った。広い見地から沖縄の今を見なければならない」「沖縄が差別されてきた歴史がよく分かった。辺野古は日本の民主主義、地方自治の結節点。勝つまであきらめない」「環境面を含め、あらゆる面に県民の遺志と法律を無視した暴挙が行われていることを改めて実感しました」「歴史を未来につなぐ、今を考え、今をたたかう力となったお話をありがとうございました」など、44通の感想分が寄せられました。

 また大阪朝鮮歌舞団への感想では「同じ民族が仲良く暮らしたいという望み、願いがよく感じられました。朝鮮学校差別を継続させていることに申し訳ない思いです」「美しい歌と踊りにうっとりしました」「『アリラン』の歌声に身体の震えるような感動を覚えました」などの大好評でした。また、朝日新聞の「タウンTOWN」欄につどいが紹介されたものを見て駆け付けた方が何人かいらっしゃいました。