大阪革新懇 活動ニュースNo.18

<寝屋川革新懇>
 9月24日、寝屋川消費税をなくす会(民商、京阪税研、革新懇)は、京阪・寝屋川市駅前で「ストップ消費税増税 寝屋川大集合」宣伝・署名行動を35名で行い、38人分の署名が集まりました。
 寝屋川民商の中野竜太事務局長は、「安倍政権による10%増税は、国民の暮らしも日本経済も破壊する暴挙です。今すぐ国会を開いて中止を求めましょう」「実質賃金は7ヶ月連続マイナス、スーパーも百貨店も売り上げがダウン、駆け込み需要もない危機的な状況です」と訴えました。
 買い物帰りの女性は、「もう決まったんと違うの」と言いながらも、「増税されたら困る。もう削るものがない」「安倍さんはもうアカン、変えないと」と、署名に応じました。庶民の怒りはますます高まっています。

<憲法を行政に生かす大阪の会(大阪・国公革新懇)>
 憲法を行政に生かす大阪の会は、9月8日(日)からの4日間「辺野古新基地建設NO!沖縄連帯・交流ツアーV」を9名で実施。5回目となる沖縄ツアーは2日目に名護市辺野古を、3日目には東村高江と宜野湾市普天間基地を視察。
 9日(月)で1891日目を迎える辺野古座り込み行動では、埋め立て工事がすすめられる中30名を超える抗議隊がパイプ椅子を並べて座り、工事の不当性を替え歌などで訴えていました。瀬長事務局長(瀬長亀次郎さんの孫)は、「私たちの粘り強い行動で工事が遅れに遅れる状況を作り出している」と力強く語ります。東村高江でも抗議活動が続いています。ヘリパッドはすでに完成済みですが、短期間に突貫工事で完成させたため絶えず道路が崩れ、あちこちで補修を繰り返す始末です。
 米軍普天間基地前では、近隣に住む青年が「時間に関係なく米軍機が離着陸するし、オスプレイが真上を飛ぶと頭まで響く」と、怒りに満ちた口調で語ってくれました。視察の間にもオスプレイが次々と北の方角へ爆音を響かせながら飛び立っていきました。今回のツアーで参加者一同は、沖縄県民のあきらめず闘い続けている姿に大いに励まされました。

<河内長野革新懇>
 9月14日(土)河内長野市民連合の呼びかけで「市政・街づくり学習交流会」を開催しました。堺市長選挙を最前線で闘った2人の報告を聞き、グループに分かれて意見交流。来年の市長選挙を視野に、「地方自治は市民のため。市民生活にプラスかマイナスかで市長も議会も判断を」「市民の大きな関心事でわかりやすい争点を」等々、熱く討論しました。堺に学び、幅広い共同の「チーム河内長野」で希望ある未来を拓く決意です。
 9月11日(水)には、31回目の「なくせ原発河内長野集会」を開催し、夕方の街角に「原発はいらない」の声を響かせました。17日(火)には松井大阪知事の「大阪湾に福島放射能汚染水の放出OK」発言が飛び出し、維新が「パーフォマンス」。安倍政権の先兵となる維新の本質が明らかになり、草の根からの反撃が求められています。

 

大阪革新懇 活動ニュースNo.17

 大阪革新懇・日韓問題学習会を開催
 ~歴史認識を踏まえた真の和解へ~

 10月4日(金)大阪革新懇は日韓問題・緊急学習会を開催し、地域・職場、賛同団体などから62名が参加しました。韓国問題研究所代表の康宗憲(カン・ジョンホン)さんが、「今日の日韓問題を考える~歴史認識を踏まえた日韓の善隣友好めざして~」と題して講演しました。

 康さんは、明治以降富国強兵・脱亜入欧を推進する日本政府が、征韓論により朝鮮支配をすすめた歴史的経過を資料や写真などで詳しく説明。1910年の日韓併合による不当な支配に抵抗する朝鮮人民100万人が3・1独立運動を起こしたこと、その精神が現在の韓国憲法に盛り込まれていることなどを紹介しました。

 第二世界大戦後の東西冷戦の激化により、アメリカ政府は対日政策を180度転換し、1951年サンフランシスコ体制(講和条約+日米安保条約)を構築して、アジア戦略の基礎を築きました。康さんは、サンフランシスコ講和条約を「日本の韓国・朝鮮・中国などへの植民地支配の責任を問わない片面講和だ」と、厳しく批判しました。1965年の日韓基本条約では、日本政府は長年の植民地支配を「合意に基づく領土併合であり、賠償問題は生じない」との立場をとっています。しかし、韓国は「強制動員など植民地支配に伴う被害賠償の権利を有する」との立場であり、「歴史認識をめぐる双方の根本的差異が、日韓基本条約の請求権協定が残した課題である」と指摘しました。

 昨年10月韓国大法院は、強制動員(植民地支配の不当性)と徴用(合法性:国民徴用令)を区別して、強制動員させられた元徴用工に慰謝料を支払うことを在韓日系企業に命じる判決を出しました。康さんは、「この判決は、日本が1979年に批准した国際人権規約に合致するもの(第7条などで、強制動員の被害補償を明記)」と強調し、「相互理解に基づく真の和解ができてこそ、日本と朝鮮半島の関係が改善できる。そのために日本は過去にあったことを直視する必要がある」と結びました。

講演終了後、参加者一同は「日韓関係改善と北東アジア平和のためのアピール」を採択し、「日韓連帯!私たちは共に生きよう」と韓国語と日本語で唱和しました。

 

<参加者の感想(抜粋)>
◎大変有意義な講義で感謝します。日韓の状況を打開するには、正しい日韓の歴史認識に立脚した解決が大変重要と思いました。その解決の力は両国市民の友誼・交流と運動の力による以外にないと思います。両国の平和のために市民運動を頑張りたいと思います。

◎ 改めて私たちが侵略戦争と植民地支配の認識、反省を示すことが重要であると思いました。学習を深め、周りの人などに広めていくことが必要だと思いました。人権をないがしろにする維新が、勢いを持つ特異な大阪であるからこそ・・・。日韓関係の悪化についての正確な知識と世界的に進みつつある人権理念とを結びつけて、解決する道を考えることが重要だと思います。

大阪革新懇・活動ニュースNo.16

  全国交流会in兵庫2019 すべての地域・職場、団体からこぞって参加しよう

 10月19日(土)・20日(日)全国革新懇は、“参議院選挙を土台に私たちが安倍政権を終わらせる~本気の「市民と野党の共闘」で希望ある新しい政治の道を開こう~”をテーマに、全国交流会を神戸市で開催します。
 参議院選挙の全国各地の貴重な経験や教訓、課題を直接学び合い、総選挙での「野党連合政権の実現」に向けて、希望と展望を語り合う一大政治集会です。開催地兵庫は1500名参加を目標に、大阪からは300名を目標に取り組みをすすめています。堺市民懇は30名参加をめざして独自バスを出し、大阪損保革新懇などの職場革新懇連絡会は50名目標を突破するなど、この間の地域・職場、賛同団体の積極的なとりくみで現在大阪からの参加予定者は100名を大きく超えています。
 2日目の分科会では、今回初めて「ジェンダー平等」分科会が設けられ、奈良女子大学副学長の三成美穂教授が講演。新日本婦人の会の笠井貴美代会長や杉井静子弁護士などが参加を予定しています。日本共産党の志位和夫委員長と同志社大学の岡野八代教授が特別発言する今回の全国交流会は、今後の「市民と野党の共闘」を切り拓く大きな財産になることは間違いありません。すべての地域・職場、賛同団体からこぞって参加しましょう。皆さん、参加者を幅広く募り、大阪革新懇事務局まで至急申し込んでください。

 

 

   ~がんばっています地域・職場革新懇 <PARTⅠ>~

 交野革新懇は、政治を変える共同を広げ、革新懇運動を発展させるために、この間多種多様な取り組みを精力的にすすめています。

① 昨年12月には日本コリア協会・大阪理事長の飯田光徳さんを招いて、「朝鮮戦争終結で北東アジアの平和構築へ~今日本が果たすべき役割は何か~」をテーマに学習会&総会を開催し、69名が参加。全国革新懇ニュースを2部増やしました。
② 4月19日~21日の3日間交野平和美術展を開催し、油彩・水彩・パステル・クィリングなど50枚の作品を“会場狭し”と飾り、260人が鑑賞しました。
③ 交野革新懇が呼びかけ、市内14団体が参加する「3000万の声を届ける会」の粘り強い運動で、3000万署名は1万筆を突破し、4月12日には経験交流会を開催。3000万署名のいっそうの前進をはかる意志統一と、今後のたたかいに向けて学習しました。                          ④ この半年間交野革新懇ニュースを継続的に発行(6回)し、地元住民の発言を掲載したニュースなどに関心が集まりました。
⑤ 8月2日~3日の2日間「2019年交野平和展」を開催し、交野市に残る戦争戦跡を写真50枚にして展示。5年毎の交野市国勢調査を見て、太平洋戦争以降男性人口が激減し、約400人の尊い命がなくなっていることに、多くの方が関心を寄せました。
 「戦争体験を語るつどい」では、日本で死亡した徴用工やその家族の遺骨74柱を祖国へ引き渡すことに尽力された崔無碍(統国寺住職)さんのお話と、祖国へ引き渡す法要(奉還追悼式)のDVDを鑑賞しました。
 また今年も「ピースコンサート」を開催し、参加者からは「全員合唱は迫力があり、すばらしい演奏」と、感想が寄せられました。「平和のメッセージコーナー」には、今年も多くの方が平和への思いを寄せました。

 羽曳野革新懇が参加する「羽曳野総がかり行動実行委員会」は、9月19日古市駅で“怒りの行動”を行いました。勤め帰りの若者が、準備途中のノボリを見ながら「今、署名できますか」と尋ねてきたので、大急ぎで署名板を取り出し3000万署名に応じてもらいました。彼は、満州から引き揚げてきた親族について熱く語り、飛び入りで署名行動にも参加しました。
 羽曳野革新懇の安保秀一さんは、「安倍首相は内閣改造で、改憲・右翼団体『日本会議』と一心同体の『日本会議国会議員懇談会』幹部や中枢メンバーを、内閣と党役員、衆参両院の憲法審査会の要職に配置した。改憲に並々ならぬ意欲を示している。今私たちは『戦争への道か平和への道か』の瀬戸際に立たされている。みなさんの署名が改憲を阻止する確かな力になる」と、熱く訴えました。92歳の女性は「今は昔と違って、爆弾一発でみんな死んでしまう。絶対戦争したらあかん」と快く署名。高校生が、「何だか日本がおかしな方へ行っているように思う。戦争になったら僕らが真っ先に犠牲になる。絶対にイヤ」と署名しました。
 憲法をめぐる情勢を反映して、反応は良好。今回の行動には15人が参加し、28人分の署名が集まり、150枚の憲法リーフを配布しました。

 

 

大阪革新懇・活動ニュースNo.15

   ~大阪革新懇・第6回代表世話人会を開催 秋の取り組みを確認~

 9月14日(土)大阪革新懇は第6回代表世話人会を開催し、内閣改造や日韓問題などの情勢を論議するとともに、秋の取り組みを確認しました。
 台風15号の被害が広がる中で、安倍内閣は被害住民の命や安全より内閣改造を最優先し、改憲と社会保障の改悪をねらうなど、安倍政治の本質を露わにしました。東京電力は倒木による送電鉄塔の倒壊を「想定外」と強弁していますが、約20年前にも同様の事象が起こっており、根本的には自民党政治の地域・林業政策の失敗があります。今国民の関心は改憲ではなく、命と暮らし、被災者支援と自然災害対策を強化することです。

         「市民と野党の共闘」を発展させ、政治変革を
 参議院選挙で改憲勢力が3分の2を割りましたが、10月からの消費税増税による悪影響が露呈する前に解散・総選挙が行われる可能性もあります。 野党統一候補が埼玉県と岩手県の両知事選挙で勝利するもとで、日本共産党は野党連合政権づくりの合意を広げようと、野党会派への申し入れを始めています。大阪でも維新政治を乗り越えるために、「市民と野党の共闘」を発展させ、すべての地域や団体・職場から運動を前進させることが求められています。 
             充実した秋のとりくみ
 今秋の主な取り組みとして、①10月4日(金)大阪革新懇・日韓問題学習会、②10月19日(土)・20日(日)神戸市で開催される「地域・職場・青年革新懇全国交流集会」、③11月2日(土)午後、大阪革新懇・地域革新懇事務長及び賛同団体担当者会議、④11月16日(土)大阪革新懇・「野党共闘シンポ」、⑤12月6日(金)の大阪革新懇・「講演と文化の夕べ」(講演・斎藤貴男さん、会場・ドーンセンター)などが予定されています。学びを深め、運動を広げるとりくみが期待されます。

        ~河内長野革新懇 総会と学習会を開催~

 9月7日河内長野革新懇は総会を開催しました。総会では、河内長野市民連合を中心とした「市民と野党の共同」をめざす取り組み、31回目の「なくせ原発河内長野集会&デモ」、全小学校入学式での門前ビラ配布、宝塚中川市長を講師に迎え、大成功させた学習会「中学校全員給食」をめざす取り組み、子どもから年配までが楽しんだ長谷川義史さんの「絵本ライブ」、160人が集った「平和フェスタ」、「成人の日」宣伝や高校卒業式・入学式の門前宣伝、教科書採択への意見提出・教育委員会会議の傍聴など、 この一年の豊かな取り組みの報告・発言が相次ぎました。記念講演は中平史弁護士による「入門 ジェンダー平等」。憲法を軸に個々の条文に触れながら、わかりやすく興味深いお話を伺い、秋以降の取り組みの前進を呼びかけて、散会しました。 

 

大阪革新懇・活動ニュースNo.14

~夢洲視察 夢洲万博は極めて危険、カジノ・IRは莫  大な無駄遣い!~

 大阪革新懇は、9月8日(日)代表世話人を中心に10名が夢洲を視察。現在夢洲にはゴミ焼却灰や砂利などを積んだダンプカーが平日往来し、埋め立て工事が急がれています。視察団はまずIR会場となる3区を視察。浚渫土(しゅんせつど)と建設残土で埋立てが急ピッチですすめられていますが、夢洲の下は25mに及ぶ沖積粘土層、その下には約50mの洪積砂礫層があり、雨が降ると雨水の重量で地盤がどんどん沈んでいるそうです。こんな軟地盤の上にカジノ・IRを建設しても大丈夫なのか、莫大な無駄遣いでは・・・と感じざるを得ません。ブッシュに覆われ雨水がたまった自然池には、サギやカモなどの野鳥が多数生息していました。

 次に1区を視察。1区は、大阪市域のゴミ焼却灰の最終処分場で、メタンガスを放出するための筒が多数立てられていました。雨が降るとゴミ焼却灰が混じった汚染水が南端の処分場に流れ薬剤で中和され、万博会場予定地の2区に放流されてから大阪湾に流されます。汚染水に含まれたダイオキシンやPCBなどの有害化学物質はすべて除去されるわけではなく、残留している可能性が高いそうです。視察では1区と2区は異臭が漂っていました。
 護岸工事などのために使用されている鋼矢板は、昨年の台風21号などで錆びて倒れ、高さ2~3mのコンクリート護岸壁は幅何メートルにもわたりヒビがはいり、放置されています。これでは、台風や地震による津波・高潮には到底対応できません。こんな危険な夢洲での万博開催は極めて危険であり、広大な埋め立て地でのカジノ・IR建設は莫大な無駄遣いでしかありません。10月22日(火・休)には「カジノあかん!夢洲あぶない!」10・22市民集会が、エルシアターで13時30分から開催されます。

 

<大阪損保革新懇 野村 英隆さんより寄稿>

夢洲初上陸! 「 夢洲はアブナイ!」を実感

 9月8日の日曜午後、大阪革新懇呼びかけの「万博カジノ予定地・夢洲視察」に参加しました。夢洲の平日はゴミ・砂利・工事などのダンプカーの往来激しく、一般車は入れません。ダンプ運航休みの日曜、当局の許可を得て3台・10名は咲洲トンネル経由夢洲に初上陸しました。昨年末、大阪府庁が入る咲洲ビルの展望台から夢洲を遠望しましたが、今回はこの足と目で炎天下36度を超える砂ボコリの荒れ地を歩きました。

 カジノ予定地の中にある広大な池には数千羽を超える野鳥、特に絶滅危惧種・準絶滅危惧種数種も営巣しているといわれています。「埋め立てるな、野鳥自然公園として整備して残せ!」と心で叫びました。万博予定地の埋め立て最先端堤防まで長い土手道を歩きました。埋立地の端から黄土色の汚染水がボコボコと噴出していました。昨年の台風で壊れ、曲がった鉄矢板がそのままのところ、深く泥土砂に立ち往生したままの「しゅんせつ重機」も数台、素人目にも軟弱地盤の様がよくわかります。もし、地震・津波・高潮・台風きたらどうなる?どうする? 去年の台風で関空は水没、8000人が孤立したことを思い出しました。

    あらためて「こんなところに万博カジノはイラン!夢洲は本当にアブナイ!」を実感しました。「『百聞は一見にしかず』とはこのことだな」と学びました。案内と解説をしていただいた桜田照雄・藤永のぶよ両代表世話人に御礼の気持ちを表します。

 

大阪革新懇・活動ニュース No.13

~参議院選挙 市民と野党の共闘で1人区10県で勝利、改憲勢力3分の2を割る~

 7月21日投開票の参議院選挙は、1人区で野党統一候補が6年前の2議席から10議席へと大躍進し、自公維の改憲勢力の3分の2確保を阻止しました。 

 大阪では日本共産党のたつみコータロー候補をはじめ立憲野党の躍進めざして、各革新懇が奮闘しましたが、躍進に至りませんでした。大阪革新懇は、7月2日参議院選挙に向けた街頭宣伝を地域革新懇とともに大阪市内6か所で行い、公示後には南森町でシール投票とスタンディングにとりくみました。7月3日に参議院選挙アピールを発表するとともに、地域革新懇のとりくみを「活動ニュース」で積極的に知られました。

 参院選後の新たな政治状況のなかで、10月からの消費税増税ストップ、改憲策動を断念に追い込むたたかいなどを広げ、市民と野党の共闘を前進させることが重要です。大阪では「都構想」・「カジノ」ストップをはじめ、維新政治転換の共同を発展させることが求められます。

 次期総選挙では市民と野党の共闘をより発展させ、暮らしと平和、民主主義を前進させる政治勢力の躍進めざし奮闘します。

原発廃炉 再稼働反対 子どもを守ろう
~ねやがわゲンパツいややん行動 348回目7周年迎える~

 8月2日、ねやがわゲンパツいややん行動が7周年を迎えました。2012年8月から毎週金曜日、暑い日も寒い日も、年末年始も休むことなく続け348回目となりました。この7年間の参加者は、のべ3555名。

 「福島第1原発事故から8年5ヶ月が経過したのに、溶け落ちた核燃料は何の収束もせず、汚染水は増え続け、原因究明も責任追及も賠償もまったく不十分なまま、福島県民5万人が未だに避難生活を強いられているのに、まるで原発事故が無かったかのように再稼動がすすめられています」「子どもや孫たち若者たちが安心して健康に暮らせる日本を取り戻すために私たち大人が、政府と電力会社に声を上げましょう」と、訴えました。

 首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフさんから「寝屋川の皆さまに敬意を表します」のメッセージが寄せられました。寝屋川では毎年の3月11日に、「ゲンパツいややん!再稼働反対!ふくしまを忘れない」メモリアル宣伝をおこない、福島農民連などを招いて交流宣伝を続けています。

 職場革新懇連絡会

 「全国交流集会㏌兵庫」の成功に向け、参加目標を確認
7月25日(金)職場革新懇連絡会は、参議院選挙での立憲野党の躍進めざし、独自ニュースを作成・配布したり、3000万署名にとりくんだりした経験を交流しました。連絡会は、10月19日(土)・20日(日)開催の「全国交流集会㏌兵庫」の成功へ、50人参加目標を確認し具体化をすすめています。

大阪革新懇・活動ニュース No.13(PDF)

大阪革新懇・活動ニュース No.10

参議院選選挙で政治をかえ、希望ある日本と大阪を切り拓こう

 7月2日大阪革新懇は、 代表世話人会で確認した方針にもとづき、街頭宣伝を地域革新懇とともに大阪市内6か所(天神橋筋六丁目交差点、阪急三国駅前、阪急十三駅前、なんばマルイ前、地下鉄我孫子駅前、 JR天王寺駅東口)で行いました。年金や消費税などのプラスターを活用した街頭宣伝は有権者の目を引き、のべ63名の参加で成功しました。

 天神橋筋六丁目駅前、阪急三国駅前、阪急十三駅前でマイクを握った吉井英勝代表世話人は、「政治の役割は民の暮らしを守りよくすること。安倍政権はその役割を果たしていない」と批判し、「参議院選挙で政治を変え、奨学金ローン返済で苦しむ学生をなくし、お金の心配なく学び子育てできる社会にしていこう、消費税10%増税やアメリカからの兵器の爆買いをやめ、税金の集め方と使い方を変えさせよう」と訴えました。

 なんばマルイ前と JR天王寺駅東口で演説した藤永のぶよ代表世話人は、「安倍政権が、北欧は日本より消費税が高いと指摘しているが、デンマークでは学費や医療などは無料。社会保障の充実で国民は安心して暮らしていける」と日本との違いを紹介し、参議院選挙で社会保障の充実、消費税増税反対を掲げる勢力の躍進を呼びかけました。

 地下鉄我孫子駅前では住吉革新懇の古旗孝さん、なんばマルイ前では中央区革新懇の中森史子さんが、それぞれマイクを握り、年金2000万円不足問題などを訴えました。

6・19 羽曳野総がかり行動実行委員会が怒りの行動

 6月19日羽曳野総がかり行動実行委員会は、藤井寺駅西階段前で怒りの行動を行いました。行動には23人が「安倍9条改憲NO!」のプラスターや「憲法守れ、戦争あかんの声を広げましょう」の横断幕、自作のプラカードを掲げて参加。同じ時間帯に東階段前で藤井寺革新懇も宣伝行動。

 買い物帰りの女性は、「あの年金2000万円不足の話は本当にひどい。100年安心と言っていたのに。まったく詐欺にあったようなものだ。腹が立ってしょうがない」と怒りながら署名してくれました。今回の怒りの行動で、憲法リーフを100枚配布し、署名を8筆集めることができました。

大阪革新懇・活動ニュース No.10(PDF)

大阪革新懇・活動ニュース No.9

6月22日 「軍学共同いらない!市民と科学者のつどいⅣ」 61名が参加

 6月22日(土)関西大学9条の会は、「軍学共同いらない!市民と科学者のつどいⅣ」を関西大学で開催し、61名が参加しました。軍学共同いらない!市民と科学者の会・大阪(大阪革新懇・大阪平和委員会・日本科学者会議大阪支部)が、つどいを後援しました。

 関西大学鰺坂真名誉教授(大阪革新懇常任代表世話人)の開会あいさつに続き、関西大学の高作正博教授が、「軍民共用技術(デュアルユース)」について、①「研究の自由」を制約するのではないか、②「デュアル」の技術的線引きは可能なのかという検討課題を、関西大学13学部すべてで民主的に審議したと報告。審議の結果、関西大学として①軍事目的を研究内容とする防衛装備庁の「安全保障技術研究推進制度」を受け入れない、②国内外の軍事防衛を所管する公的機関からの研究費は受け入れないなどの方針を決定し、今年3月に方針運用のためのガイドラインを作成したと報告しました。

 続いて吉田栄司同大学教授が、国立大学の行政法人化、運営交付金の削減、学長の権限強化、財界など外部人材の大学経営参加により、大学の自治が侵害されてきたことを詳しく報告。安倍政権が9条改憲を掲げ「戦争する国づくり」を推進していることと大学の自治を破壊することとは、表裏の関係にあると強調しました。
大阪平和委員会が報告 ~若者は平和のために活動したいと考えている~

 交流では、大阪平和委員会の岩本さんが「5・3若者100人憲法アンケート」のとりくみと結果を報告し、「憲法9条、9条2項を『変えるべきではない』と回答した若者が過半数を大きく超えている」「若者は平和のために活動したいと考えている」と発言。

 「大阪市大の統合問題を考える会」の津田さんは、「2016年度から3年間『安全保障技術研究推進制度』により軍事研究を行ってきた大阪市大に、2度と軍事研究をするなと要請したが、2019年度も応募している。黒田革新府政を支えた大阪市大が大きく変わってきている」と語りました。

 大阪平和委員会の上羽治雄事務局長が、つどいのまとめと行動提起を行い、大阪革新懇の吉井英勝代表世話人が閉会挨拶し、つどいは終了しました。

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大阪革新懇・活動ニュース No.8

参議院選挙で安倍政治を終わらせ、希望と安心の政治を
~5野党・会派が全1人区一本化、13の共通政策で合意~

 6月26日通常国会が終了し、いよいよ7月4日公示、21日投票で参議院選挙が実施されます。6月13日(木)日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党、衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」の5野党・会派は書記局長・幹事長会談を開き、13項目の共通政策の合意に続き、参議院選挙32の1人区で一本化が実現し、各選挙区で最大限の協力で勝利をめざすことなどを確認しました。今回の参議院選挙は、マクロ経済スライドによる減り続ける年金制度や消費税10%強行を中止させ、安倍9条改憲を打ち破り、希望と安心の政治を実現させる重要な選挙です。市民と野党の本気の共闘で安倍政権を退陣に追い込みましょう。

 大阪革新懇は、6月15日の代表世話人会で参議院選挙に臨む基本的立場(別途掲載)を確認。安倍政治を終わらせ「3つの共同目標」を掲げる政治勢力の躍進のために、参議院選挙アピールを発表するとともに7月2日(火)街頭宣伝などにとりくみます。

大阪12区市民連合学習決起集会開催 市民と野党の共闘で安倍政治にサヨナラを

 6月21日大阪12区市民連合は、参院選での市民と野党の本気の共闘で、安倍政治にサヨナラするための「学習決起集会」を大東市民会館で開催し、160名が参加しました。

 開会挨拶で橘田亜由美呼びかけ人は「12区補選は残念な結果だったが、参院選全一人区での野党統一候補決定と13項目の共通要求実現へと財産を引き継いだ。市民連合を一層大きくし立憲野党勝利へ全力をあげよう」と開会挨拶。

 宮本たけし前衆院議員は「頑張れば新しい野党共闘の政治を切り開く確かな力になる、安倍政治を倒して新しい政治をつくるために頑張ろう」と来賓挨拶。

 冨田宏治さん(関西学院大学法学部教授)が「市民と野党の共闘と安倍改憲阻止の展望」と題して講演。「12区補選の闘いがひと押しとなって参院32の一人区で野党共闘が前進した。これで勝つための条件が整った。まず関ヶ原の戦いで安倍改憲を阻止するために参院で3分の2を取らせない、夏の陣・冬の陣で政権交代へ、そして自・公政治を終わらせる展望をつくろう」と訴えました。

 冨田さんは、維新政治との闘いについても、「貧困と格差の拡大に直面する大阪市民の間に生じていた分断を組織化し、固定化が(維新)支持につながっている。『空中戦』から地を這う『組織戦』が必要」と強調。

 集会最後に、「3千万署名と参議院選挙で安倍政治を終わらせよう」の集会アピールを確認し、「9条壊すな」「消費増税中止」のポテッカーを全員で掲げ、コールしました。

活動推進ニュースNO.8