大阪革新懇活動ニュースNo.9

7・31沖縄県知事選挙必勝決起集会 ~大原事務長が参加~

   全国革新懇、沖縄革新懇、安保破棄中央実行委員会、沖縄県統一連は、7月31日(日)沖縄県知事選挙2022玉城デニー必勝決起集会を沖縄県統一連選挙事務所で開催しました。沖縄県内の各団体、全国革新懇、全労連、全商連、日本平和委員会をはじめ各地の革新懇から支援者が集まり、知事選挙の情勢と意義などを意思統一し、全国的な支援で必ず勝利する決意を固め合いました。
 
    連帯あいさつで日本共産党の赤嶺政賢衆議院議員は、「知事選挙は政府VS県民のたたかい。日米両政府は日米安保の今後をかけて挑んでくる。私たちが勝利することは憲法9条を守り、軍拡を止める力になる。全国と沖縄県民の連帯で必ず勝利しよう」と熱く訴えました。

 大阪革新懇からは大原真事務局長が参加して発言。大原事務局長は、「大阪革新懇だより8月号では、琉球新報デジタル推進局の滝本匠局長に沖縄知事選挙などについてインタビューし、その概要を1面に掲載した。大阪の人々に沖縄のたたかいを広めてもらおうと考えている」と述べ、大阪で寄せられた知事選挙勝利の檄布を沖縄統一連の新垣事務局長に手渡しました。
 
 知事選挙は、8月25日(木)告示、9月11日(日)投票で行われます。7月の参議院選挙沖縄選挙区では、「オール沖縄」が支援した伊波洋一候補が大激戦を制して僅差で勝利しました。それだけに岸田自公政権は、参議院選挙以上に激しい選挙戦を展開し、玉城県政つぶしに来ることは間違いありません。今回の選挙は、辺野古新基地建設をストップさせ、大軍拡・9条改憲を許さず、安保条約廃棄につながる極めて重要な闘いとなります。

<寝屋川革新懇> ねやがわゲンパツいややん行動408回  原発ゼロの日本を 

 7月22日(金)参院選挙後はじめての408回ゲンパツいややん行動を猛暑の中再開し、寝屋川市駅前に6名が参加。「原発ゼロへ」のぼりと横断幕をかかげ、「東電旧経営陣 13兆円賠償命令」のビラを配布しました。
 参院選挙前の6月17日(金)には、最高裁が国家賠償請求訴訟で「対策をとっても事故は防げなかった」と国には責任なしの不当判決。一方7月13日(水)には、東京地裁が東京電力元経営陣4人に対して、大地震対策を講じなかったと13兆円の賠償命令を出す、真逆の判決を出しました。この判決が出た翌日に岸田首相が、「冬の電力需給が懸念されると、最大9基の原発を再稼働する指示をした」と述べ、東京地裁判決を無視する姿勢に批判の声があがっています。
 そもそもエネルギーを海外依存するのではなく、日本にある水力・風力・太陽光などの自然エネルギーを生かした持続可能なエネルギーへの転換が緊急に必要であり、国際情勢に左右されないエネルギー体制の確立が求められています。

大阪革新懇活動ニュースNo.7

  ワクチン接種やPCR検査の拡充、
   医療・保健所体制の抜本的強化など緊急要望書を大阪府に提出

<大阪革新懇> 5月26日、大阪革新懇は大阪府に対して3度目の緊急要望書を提出しました。これには長瀬文雄代表世話人(淀協副理事長)、大原真事務局長など4名が参加、府からは感染症対策企画課及びワクチン推進課の担当者が対応しました。冒頭、小林優事務局次長から「大阪は人口比では感染者数も死亡者数も多く、一方ではワクチン接種率が低い。今回の8項目を真摯に受け止めて回答をお願いしたい」と要望書の主旨を説明。
 長瀬代表世話人は「長期に及ぶコロナ対応で疲弊した看護師の退職が多いのが悩みだ。医療機関への支援が年末に打ち切られるなど実態に逆行している。土日に発熱した場合の対応も不十分だ」など、様々な問題点を指摘しました。府のワクチン担当者は「これといった決定打が見いだされない。接種会場は空きが目立っており、特に若者が副反応を嫌って打たない。ワクチン接種の週末の夜間延長や商工会議所へワクチン休暇のお願いなどの手立てを打っている」と述べました。長瀬氏より「大阪は非正規労働者が多く、休めば賃金が減ったり、中にはクビの場合もあり、なかなか休めないのが実情ではないか。こうした点での対策も考えないと接種率は上がらない」と提起しました。
 また、大阪で死亡者が多いことについて府の担当者は「70歳以上の高齢者の死亡が多く、第7波に備えて保健所を介さずに対応できるように改善したい」と述べたのに対して、「第6波の時に医療機関に入院できずに亡くなった方も少なくない。医療体制の脆弱さが問題だ」と指摘しました。正規による保健師増員について「正規職員の配置は簡単にできることではない」と述べたのに対して、「初期ならば通用するが2年以上も経過しているのに、それは納得できない。議会や記者レクでも知事が同じようなことを言っているが、府の基本姿勢として保健所機能の抜本的強化を図ろうとする姿勢が見えない。所管は違うだろうが担当部署にきちんと伝えてほしい。」と要望しました。

     総会を契機に強く大きな革新懇づくり、参議院選挙勝利を確認
<羽曳野革新懇> 5月28日、羽曳野革新懇は年次総会を開催。記念講演は、全国革新懇代表世話人で阪南大学教授の桜田照雄氏が「維新政治を切る」と題して講演しました。その中で維新の経済政策が「カジノ誘致」一色でほかに何もないこと、カジノに多額の公金を投入しての経済成長などありえないこと、そこまでカジノに固執するのは、財界のもうけ優先の成長戦略であることなどが詳しく紹介されました。今後、「カジノより社会保障に税金を」という声を大きくしていくことや、国に承認しないこと求めるなどの運動を強めていくことで、このカジノ戦略は、阻止できることを訴えました。 
 続いて、日本共産党ささい喜世子市会議員の市政報告、羽曳野革新懇安保秀一事務局長から羽曳野革新懇の活動報告、今年度の取り組みの提案が行われ、最後に世話人や事務局員の選出を参加者全員で承認し、総会を終えました。

大阪革新懇活動ニュースNo.6

総会を契機に「全国革新懇ニュース」一気に16部を拡大

<堺市民懇> 4月24日の堺市民の会総会(記念講演西谷文和さん)に向けフライヤーを新聞折り込みしたことと、時あたかもカジノ住民投票請求署名の大きな市民運動が取り組まれたことが相まって、従来の総会宣伝以上に多くの方の目に触れたようです。ある方は友人から誘われたが、どんな団体か不安でホームページを探したが見つからず、心配した娘二人と来場、「きちんとした情報に触れたかった。ぜひ入会したい。」とその後喜んで会員になっていただきました。
 また、カジノ住民投票の取り組みの先頭で奮闘された方は、30年以上前の
堺市民懇草創期にとりくまれた堺市の姉妹都市バンクーバー訪問に高校生として参加された方とわかり、その方の奮闘で瞬く間にご自身含めて4人の新入会者を迎えることができました。
 なお総会参加者170名、当日会場でのアフガンカンパは189058円。当日、一人で10万円を無記名の封筒に入れてカンパされた方がおられて驚きました。堺市民懇田中晋一事務局長は、「他の団体と比較しても年会費2000円は格安で、全国や大阪のニュースも読めるのは魅力です。もっと会員を増やしたい」と語っています。

「損保代理店の経営を守り発展させよう!」 損保代理店シンポジウムに115名

大阪損保革新懇> 5月27日、大阪損保革新懇・代理店プロジェクト主催で「損保代理店シンポジウム」を開催し、全国から115名が参加しました。基調報告で松浦章同革新懇世話人は「10年以上前から損保代理店問題を討議してきた。損保代理店が役割を発揮するとともに、経営も安定することがこの産業の真の発展につながる。会社と代理店の公正な関係を求める活動を強めていこう」と報告。
 次いで、日本共産党の大門みきし参議院議員から国会報告があり、「皆さんの活動からここまで来たが、本丸の壁と堀はまだまだ高く、深い。もっともっと味方を増やし、与党議員への働き掛けも必要。わたしも頑張る」と決意表明。
 その後シンポジウムを開始し、会場からの発言で「大門議員事務所は損保代理店の駆け込み寺だ。次の選挙でも勝ってもらわねばならない。で、なければ駆け込むところがなくなる」に、大爆笑と大拍手の中でシンポジウムは終了しました。

ロシアのウクライナ侵略ストップ!即時撤退!河内長野集会&パレード

<河内長野革新懇> 5月29日、河内長野市の中村池公園で「ロシアのウクライナ侵略ストップ!即時撤退!河内長野集会&パレード」を開催。主催は「戦争させない・9条こわすな河内長野総がかり行動実行委員会」。
 開会挨拶に続き、参加者から「ウクライナ支援街頭募金に小学生も協力、SNSで発信」「原発や石炭火発依存をやめ地域分散型再生エネルギーを。原発はミサイルの標的に。軍拡は地球を滅ぼす」「カジノ住民投票署名は短期間で法定数1700を大きく超え2300筆に。原発・カジノ、自・公・維が進める、人を不幸にする経済成長は許せない」と、発言が続きました。
 50名余りの参加者は「ロシアはウクライナから撤退せよ」「核兵器で命は守れない」「大阪にカジノはいらない」などとコールして河内長野駅前までデモ。駅頭でも26人の参加でリレートーク、宣伝を行いました。

大阪革新懇活動ニュースNo.5

大阪革新懇 平和外交シンポジウムを開催
~国連憲章と憲法を生かした外交で平和を

 5月22日(日)大阪革新懇は、大阪平和委員会と共催で緊急シンポジウム「今こそ、国連憲章と憲法を生かした平和外交を~ロシア・プーチン政権によるウクライナ侵略を受けて~」を大阪府教育会館で開催しました。会場には80名が参加、ユーチューブの同時視聴は39回線でした。 
 コーディネーターは、大阪革新懇代表世話人・阪南大学の桜田照雄教授が務め、大阪大学大学院の木戸衛一教授、外務省勤務の経験がある大阪女学院大学の樋川和子教授、日本平和委員会の川田忠明常務理事の3名が、パネラーとして報告しました。

 木戸教授は、ロシアのウクライナ侵略は、①国際秩序の基本原則「主権の尊重・領土不可侵・武力行為の禁止」を蹂躙し、②大量難民などの人道上の危機を引き起こし、③歴史を歪曲し、④核の脅威を招き、⑤東アジアや日本に軍拡などの悪影響を与えていると指摘。ドイツの軍拡路線を批判しつつ、「軍拡は貧困の深刻化や気候危機等、戦争がなくても人を殺す」と述べ、今こそ国際秩序と市民社会の役割が重要と語りました。

 樋川教授は、外務省で軍縮・不拡散を担当した経験を踏まえ、軍縮と平和について報告。樋川氏は、国連のいう安全保障とは世界平和を達成するための手段であり、そのためには軍縮・不拡散が必要と指摘。国連は、飢餓や差別などがない「人間の安全保障」を打ち出したが、樋川氏は核兵器廃絶、地球の持続可能性、気候変動を踏まえた「地球の安全保障」を研究していると述べ、世界13か国・29団体が参加する「へいわ創造機構ひろしま」の活動を紹介するとともに安全保障における女性の意思決定の重要性を述べました。

 川田氏は、「憲法を生かした外交で日本の安全を守る」というテーマで報告。川田氏は、外交で安全保障を求める声が世論調査で73%と大多数を占めていることを紹介し、平和を求める世論を味方につける重要性を指摘しました。川田氏は、経済やくらしのためにも外交で戦争の火種を消すことが重要と強調。中国の南シナ海周辺での横暴に対して、東南アジア諸国が外交努力をしていることを具体的に紹介しました。一方日本は、尖閣諸島問題でも中国外交で腰が引けていると批判し、外交で軍事的緊張を緩和させる大切さを述べました。そして、アジアでは憲法9条をもつ日本が積極的に平和外交を展開すべきと語りました。

 シンポジウムでは、大阪革新懇代表世話人・新日本婦人の会大阪府本部の杉本和会長が開会挨拶を行い、大阪平和委員会の岩本悟副理事長が開会挨拶をしました。シンポジウムの参加協力費はすべてウクライナ難民支援募金に充てられました。

<参加者の感想より>
〇核戦争まで進展しかねないロシアのウクライナ侵略のもとで日本の進路はどうあ  るべきか、パネラーのみなさんの話に目を開かされる思いでした。国連が到達した世界の認識、ASEANの平和構築への先進的な努力、若者と共通の認識をもつ努力の方向、何回も学び直して力にしていけばと思います。

〇ウクライナ侵攻でも国連憲章にもとづく平和解決が重要であり、戦争を起こさない外交努力として、平和と協調の地域を築いてきたASEANによる東アジアサミットの強化など重要な役割を実感しました。

大阪革新懇活動ニュースNo.4

~がんばっています地域・職場革新懇<PART37>~

<住吉革新懇> ロシアは戦争やめよ! 平和とくらし守る区民集会&パレード
 
住吉革新懇も参加する「9条改憲NO!住吉市民アクション」は、4月23日(土)平和とくらしを守る区民集会とパレードを開催し、35名が参加しました。
 浅香中央公園で行った区民集会では、日本共産党井上ひろし市会議員が情勢報告と激励挨拶を行いました。集会後、長居公園に向けてパレードを実施。沿道からパレードに参加する人も現れ、参加者全員で道行く市民に「ロシアは侵略やめよ」「憲法9条守ろう」「カジノはいらない」などと元気よく訴えました。「9条改憲NO!住吉市民アクション」は、次回宣伝署名行動を5月15日(日)午前11時から長居公園入口行う予定です。

<羽曳野革新懇> ウクライナに平和を! 改憲阻止 敵基地攻撃能力反対!   
羽曳野
革新懇も加わる羽曳野総がかり行動実行委員会は、4月20日(水)近鉄南大阪線・古市駅前で「怒りの行動」とウクライナ支援募金を実施しました。
 2種類の横断幕「憲法9条を持つ日本 戦争する国にさせない 敵基地攻撃能力保有反対!」「NO!WAR ウクライナに平和を」、プラスター「ウクライナ子どもたちに平和と希望を!」を掲げて「怒りの行動」を行い、4人が次々とマイクで訴えました。行動には12人が参加し、「憲法改悪を許さない全国署名」が3人分、募金が1823円寄せられました。
 羽曳野革新懇の加藤晃さんは、「つい先だって日本共産党の追及で、自衛隊が反戦デモを想定した制圧訓練をしていたことが明らかにされました。民主主義の国で、これは大問題。この間日本では、秘密保護法や土地利用規制法など国民監視の法律が次々と制定され、自由にモノが言えない、権力におもねる報道が増えて、民主主義国家とはいいがたい国になっています。日本をこのような国にしておいて、今回自民党は『憲法改正草案』に緊急事態条項創設を掲げています。改憲を何としても阻止しなくてはなりません」と、訴えました。  
 自転車で帰宅途中の高校生5人が「頑張ってください」と激励し、ウクライナ支援募金をしました。信号待ちの男性が、友人にお金を借りてまで募金に協力しました。彼は、帰宅して再度追加で募金し、「頑張れ」と拳を上げて激励してくれました。

<中央区革新懇> ロシアはウクライナから直ちに撤退せよ
 中央区革新懇中央区9条の会、司法書士9条の会、新婦人中央支部は、3月21日(月・休)地下鉄四天王寺前夕陽丘駅前で「憲法改悪を許さない全国署名」統一行動を行い、17名が参加。新憲法署名43筆、カジノ反対署名79筆、ウクライナ支援募金約2万2000円を集めました。

      5月の全国懇総会にむけ「全国革新懇ニュース」を普及しよう
       大阪革新懇は、2月に開催した年次総会で「市民と野党の共闘」を支える革新懇運動に背骨を入れる活動として、「全国革新懇ニュース」の普及を提起し、5月21日(土)の全国革新懇総会までに大阪で100部以上の拡大を呼びかけています。
 交野革新懇では、2月から毎月拡大統一行動を設定し「全国革新懇ニュース」宣伝紙を対象者に届け、2月3部、3月2部、4月も1部増やし、週末にも世話人から紹介された人に訴えに行く予定です。現時点では100部となり最高時(96部)から4部増加しています。さらに、羽曳野革新懇が1部、大阪革新懇事務局で2部となっています。すべての賛同団体、地域・職場革新懇で「全国革新懇ニュース」を普及し、革新懇運動をさらに強化させましょう。

     大阪革新懇 平和外交について「5・22緊急シンポジウム」を開催
 5月22日(日)大阪革新懇は、平和外交についての緊急シンポジウムを、大阪府教育会館(たかつガーデン)を会場にYouTube併用で開催します。パネリストは、大阪大学の木戸衛一教授、日本平和委員会の川田忠明常務理事、大阪女学院大学の樋川和子教授。コーディネータは阪南大学の桜田照雄教授です。賛同団体、地域・職場革新懇からの積極的な参加をよろしくお願いします。申し込みは、5月から大阪革新懇ホームページまたはFAX申込み票で受け付けます。
 なお、今回の参加協力費はウクライナ難民支援募金にあてます。

緊急 平和外交シンボジウム2

 

大阪革新懇活動ニュースNo.3

 大阪革新懇3・27シンポジウム   ~安心して暮らせる大阪をつくろう~

 3月27日(日)大阪革新懇は、シンポジウム「府民の願いと大阪の未来~維新政治の『改革』幻想~」をメディア革新懇と共催し、会場・YouTubeをあわせて179人が参加・視聴しました。開会あいさつで大阪革新懇代表世話人の西晃弁護士は、昨年12月「講演と文化のつどい」での金平茂紀さんの問いかけ「維新とは何か」に答える企画として、シンポジウムを開催したと説明。「維新にどう対峙するのかを明らかにしよう」と述べました。
 大阪革新懇事務局の丹羽野文子さんが司会を務め、コーディネーターの阪南大学桜田照雄教授、パネラーである関西学院大学の冨田宏治教授、大阪府元副知事の小西禎一さん、ノンフィクションライターの松本創さんを紹介した後、4人が登壇。
 はじめにコーディネーターの桜田教授が、夢洲でのカジノ・IRに莫大な予算を投入し、府民に隠して夢洲カジノを推進する維新を批判した上で、「維新の『改革』幻想を打ち破ることを通じて、安心して暮らせる大阪をつくるヒント・哲学を共有しよう」と、呼びかけました。

        市民の公共を取り戻し、大阪の持てる力を伸ばそう

 冨田教授は、「維新政治の4つの大罪は、①熟議としての民主主義を破壊、②くらし・いのち・教育の破壊、③市民の分断とコミュニティの破壊、④平和憲法・非核3原則の破壊」と指摘。大阪府・大阪市のコロナ死亡率(人口100万人当たり)が全国平均の2.4倍、3倍であることなどを示し、「維新政治でどれほどくらし・いのち・教育が壊されているのか、正確に広げることが重要」と語りました。そして、富裕層と貧困層を徹底的に分断・対立させ、憎悪や敵意を煽る維新の独特の戦略を指摘しました。 
 小西禎一元副知事は、2019年知事選挙に出馬し120万票を獲得したが、府民の共感が広がらず惜敗したことを報告。維新はコロナ対策や経済成長で「やっている感」を演出しているが、実際は公的部門縮小で民営化を推進し、博打にかける博打な「成長戦略」を掲げていると、厳しく批判。「市民の公共を取り戻し、大阪の持てる力を伸ばそう」と、呼びかけました。
 松本さんは、読売新聞と大阪府の「包括連携協定」、毎日放送の維新べったりの番組を批判しつつ、マスメディアを取り巻く厳しい状況を語りました。

      府民の願い集め、ビジョン示し、幅広い対話で新しい政治へ

 「維新政治の『改革』幻想をどう打ち破るのか」という参加者からの質問に対し、小西さんは「維新はマーケティング調査で府民にうける施策をすすめる『リサーチ政治』」と分析。「府民の中にある維新への期待感を明らかにし、『財政再建』『成長戦略』の対案を出すことが重要」と、指摘しました。松本さんは、「大阪発ワクチンやイソジン発言など、維新の無責任な言動を伝える大切さ」を語りました。 
 その後、各パネラーが「勝利への展望」について発言。小西さんは、「知事選挙でマスコミから『批判はしたが、展望を語ることが少なかった』と指摘された」と述べ、「①客観的で正確に批判すること、②広範な府民の具体的願いを集め、ビジョンを示すことが重要」と語りました。松本さんは、「維新の支持者は多種多様な人々であると思う。幅広い人々、無党派の人々へ対話を広げていこう」を呼びかけました。冨田さんは、「松井・吉村氏は首長と政党のリーダーを兼ね、私学授業料無償化や中学校給食実施で実績をつくり、大きくアピール。ローカルな課題で国政選挙を戦い、議席増をねらっている。侮ってはいけないが、2度の『住民投票』勝利の教訓を生かし、暮らしに困窮する人たちに寄り添い、無党派層との対話を重視して、運動を広げよう」と述べました。
 最後にコーディネーターの桜田さんが、「大阪の府民、市民の政治的力量で無党派層との対話を重視し、新しい政治を大阪から始めよう」と訴えました。

<参加者の感想より>
○冨田先生の「(維新は)分断→憎悪→敵意の府民感情を票にしている」というお話と、小西さん
の「公務員をたたけば府民が喜ぶ」「(維新は)緊密にマーケティングするリサーチ政治」のお話が心に残りました。今後「世界3月号」の松本さんの論文を読んでみようと思います。
○シンポジウムは本当に期待どおり。維新政治を打ち破るため、克服すべき課題と参議院選挙・知事選挙に向けてたたかう展望をどう示していくのか。小西さんの言う「具体的なビジョン」が、今こそ不可欠だと実感しました。維新の最大の弱点であるカジノ推進とコロナ対策を、住民にわかりやすく訴えて、自治労連の立場からも公務公共の力を取り戻す運動をもっと強めることも必要だと思いました。このシンポは、非常に素晴らしいゴーディネーターとシンポジストから衝撃的な話も聞けて大成功ですね。
〇どんな人たちに、どのように寄り添い訴えていけば良いかを具体的に語ってくれ、大阪の政治をえていくべき方向がはっきりしたので、がんばりたいと思います。

      ~がんばっています地域・職場革新懇<PART36>~
<寝屋川革新懇> ウクライナの子どもたちを戦争から救おう
 3月13日(日)、ロシアのウクライナ侵略が激しさを増す中、京阪寝屋川市駅前で第2弾抗議宣伝行動が行われ、寝屋川革新懇・新婦人・被爆者の会・原水協・民商・校区九条の会から100名を超える参加がありました。
 「戦争はイヤだ。ロシアはただちに撤退を」「ウクライナの子どもたちを戦争の恐怖から救おう」「核兵器は違法だ」「何の罪もない人々を殺すな」「アメリカの核兵器共有に抗議します」「プーチンは今すぐウクライナから手を引け」「子どもを戦争にまきこむな」「プーチンはまちがっている」「ウクライナへの非軍事の人道支援を」「ロシアは核を使うな」など手書きを含めた色とりどりのポテカとウクライナ国旗を掲げて口々に訴えました。
 寝屋川革新懇・被爆者・婦人・民商・九条の会・労働組合の訴えに続いて、歌声の披露もありました。最後に、持ち寄ったポテカを高く掲げて「戦争反対・ロシアは手を引け・プーチンやめろ・ノーモア広島ナガサキ・世界に平和をウクライナに平和を」を参加者全員でコールしました。ウクライナ支援カンパが4万円を超えて寄せられました。

大阪革新懇活動ニュースNo.2

~がんばっています地域・職場革新懇 <PART36>

<羽曳野革新懇> ロシアのウクライナ侵略を糾弾
               ウクライナに平和を! プーチンNO!
 3月4日(金)羽曳野革新懇は、関西電力旧羽曳野営業所前で489回目の原発ゼロ行動を行いました。集会には原発ゼロを訴えるプラカードとともに、「ウクライナに平和を!プーチンNO!」「ロシアは軍事侵略をやめよ!」と書かれたウクライナ国旗カラーの横断幕を掲げ、17人が宣伝しました。
 羽曳が丘の池田三知代さんは、「ウクライナをロシアが核兵器使用をチラつかせながら侵略している。核兵器禁止条約は発効しており、この条約に核保有国とその同盟国が批准し、核兵器の脅威をなくすことが必要。一方日本では自民党や維新が『非核三原則の見直しや核共有』をタブー視することなく、論議することを提言。世界の流れに大きく逆らっており、断固許せない」と、訴えました。
 4日(金)はロシアがウクライナの原発を武力攻撃した日であり、車の中から手を振ってくれる人、車の窓を開け一緒にシュプレヒコールする人、『いつも応援してまーす』と応じる帰宅途中の高校生など、ロシアのウクライナ侵略に関心が高まっています。

<枚方革新懇> 185人が ウクライナ侵略に抗議宣伝
 枚方革新懇は、ロシアのウクライナ軍事侵略に抗議するスタンディング宣伝を緊急に呼びかけ、3月2日(水)京阪枚方市駅前に120人が、6日(日)楠葉駅前に65人が参加し、宣伝を多彩に展開しました。
 枚方市駅前では、手作りプラカードや横断幕を掲げ、「ロシアは、侵略今すぐ止めろ」「戦争反対!NO WAR!」「国連憲章ただちに守れ」などとコールし、道行く人に訴えました。
 楠葉駅前では中学校教員が「生徒たちに見て見ぬふりをしてはいけないと教えている。メディア映像が流れる中、自分も何かせねばと悶々としていた」と飛び入り参加し、マイクで戦争反対を訴えました。

<職場革新懇連絡会> 定期的に連絡会を開催
 職場革新懇連絡会は、コロナの影響で長期間連絡会を開きませんでしたが、3月2日(水)久しぶりに連絡会を再開。大阪革新懇から小林優事務局次長が情勢と当面の重点について報告。各職場革新懇はこの間の活動を多彩に交流しました。大阪損保革新懇は、総選挙での活動や昨年12月総会と講演会(講師は神戸女学院大学の内田樹名誉教授)を成功させたことを報告。パナソニック革新懇は、3月22日(火)にロシア軍のウクライナからの撤退を求める宣伝を実施すること等を発言。メディア革新懇は、3月27日(日)大阪革新懇と共催で「維新問題シンポジウム」を開催すると述べ、参加を呼びかけました。憲法を行政に生かす大阪の会、NTT革新懇、証券北浜革新懇もそれぞれの総会の様子などを報告しました。職場革新懇連絡会は、4月以降もコロナ対策を徹底させて、連絡会を定期的に開催する予定です。 

大阪革新懇活動ニュースNo.1

 大阪革新懇2022年度総会  ~分断と排除を乗り越え、希望ある政治へ~
 2月26日(土)大阪革新懇は、2022年度総会を大阪グリーン会館で開催し、ZOOM参加を含めて90名が参加しました。総会では全国革新懇代表世話人・神戸女学院大学教授の石川康宏さんが「命と平和を守る参議院選挙へ」と題して講演しました。

       憲法を生かした社会のビジョンを魅力的に語ろう
 はじめに石川さんは、衆議院選挙結果について論述。公示前に比べ自民・公明が12議席減となったが絶対安定多数を確保、野党共闘が14議席減、維新が30議席増、国民が3議席増となったことを紹介。その原因は、岸田政権がマスコミと結託して総裁選を連日報道させ、維新が国民の非自公・非野党共闘の思いを吸収し、野党が「政権協力合意」攻撃に十分反撃できなかったためと分析。その上で野党統一候補の得票は、ほとんどの選挙区で野党4党の比例得票合計を上回っており、野党共闘の効果は明白と強調しました。
 今夏の参議院選挙では野党共闘をしっかり維持し、どのような政治をめざすのか、その中身を魅力的に語り、改憲派3分の2議席を許さないことが重要と指摘。石川さんは、岸田政権が「台湾有事」を口実に日米合同演習と軍拡をすすめ、安保法制の発動と9条改憲をねらっていることを詳しく説明。憲法9・25・26・27条などを生かした社会ビジョンを魅力的に語ってくいことの重要性を力説しました。デンマークでは最低賃金約1800円(大阪992円)、医療・介護は原則無料、幼稚園から大学まで教育費も無料、日本の公務員比率はノルウェーの5分の1、OECD平均の3分の1で公務部門は脆弱と指摘。石川さんは、安保条約では在日米軍に日本を守る義務はなく、9条を生かした平和外交こそ求められると強調しました。
 岸田政権との闘いの焦点は、①コロナ対策、②憲法闘争、③気候危機打開、④ジェンダー平等、格差と貧困の是正、⑤新自由主義からの脱却、⑥参議院選挙での改憲派3分の2議席阻止であり、それらの運動をすすめて野党共闘を鍛え、参議院選挙に向かっていこうと訴え、講演を締めくくりました。

 草の根から革新懇運動をすすめ、野党共闘を鍛え、政治を変えよう
大原事務局長が「分断と排除を乗り越え、希望ある政治へ」と題した「報告と提案」を行いました。大原氏は、フードバンクなどのとりくみを通じて民青同盟が組織的に前進し、大学生が自主的に政治を語る運動をしていることを紹介し、日本社会に希望があると指摘。昨年市民運動交流会やコロナ対策シンポジウムで新たなつながりをつくったこと、新しく賛同団体が増えたことなどを報告。大阪労連・大阪AALAなどがロシアのウクライナ侵略に対して抗議行動を行うことを紹介し、団体・地域、職場から革新懇運動をすすめ、野党共闘を鍛え、組織を大きくして政治を変えようと、呼びかけました。

   職場・地域から闘いと共同を広げ、政治を大本から変えよう
 討論では、賛同団体、地域革新懇・職場革新懇から9名が発言。大阪府職労の川津書記長は、公衆衛生を担う保健所の重要な役割を紹介した上で、太田府政と維新府政の保健所つぶし・職員削減の実態を告発。府民の命とくらしを守るために、医療・公衆衛生・福祉を強化するとともに政治を大本から変えようと、訴えました。
 大阪損保革新懇の張間代表世話人は、総選挙で独自リーフレットを作成して対話・宣伝に取り組んだり、神戸女学院大学名誉教授の内田樹さんを講師に招いて総会を成功させたりした経験を報告。交野革新懇の立花事務局長は、交野革新懇ニュースの発行を通じてできた新しいつながりを生かし、全国革新懇ニュースの拡大で最高の峰を築いたことを発言しました。日本共産党石川たえ大阪府会議員は、カジノ・IRに予算をつぎ込み、コロナ対策を軽視した2022年度大阪府予算案の問題点を告発。新日本婦人の会大阪府本部の中川書記長は、カジノ計画の中止・撤回を求める署名、憲法改悪を許さない全国署名を旺盛に集めた教訓を発言しました。日本民主青年同盟大阪府委員会の園部委員長は、フードバンクのとりくみを通じて組織を拡大させた経験、参議院選挙で政権交代の足がかりをつくる決意を語りました。松原革新懇の柴田さんは、定期的に河南ネットワークの会議を開き、情勢学習や活動交流をすすめていることを報告。大阪安保破棄諸要求貫徹大阪実行委員会の守山事務局長
は、岸田政権がねらう「敵基地攻撃能力」保有の危険性を述べるとともに、日米地位協定改定の必要性を訴えました。
 日本共産党大阪府委員会の柳委員長は、総選挙での「市民と野党の共闘」の成果と教訓を報告。夏の参議院選挙では大阪で比例70万票の獲得と辰巳候補の勝利で、自公政権と維新政治を打ち破る決意を語りました。当面共産党の「はてなリーフレット」等を活用し、野党攻撃を打ち破り、政治を転換させると述べ、革新懇としても各分野で闘いと共同を広げていこうと、呼びかけました。

       新たな代表世話人・世話人などを選出
 総会では、25名の代表世話人を含む99名の世話人などの役員体制、総会アピール(別掲)を確認しました。また総会には、立憲民主党大阪府総支部連合会の森山浩行幹事長(衆議院議員)、社会民主党大阪府連合の長崎由美子代表、れいわ新選組の大石あきこ衆議院議員から連帯のメッセージが寄せられ、参加者に披露されました。


        大阪革新懇2022年度総会アピール

 2月24日ロシアのプーチン政権がウクライナに対して全面的な軍事侵攻を開始しました。平和を願う国際世論を無視し、自らの思惑のため軍事力を行使することはあってはならないことであり、明らかな侵略行為です。これに対してロシア国内でも60か所以上で「戦争止めろ」の抗議デモが行われ、日本はじめ世界各国で抗議行動が取り組まれています。また、各国首脳や様々な団体から「抗議声明」が緊急に出されています。核兵器禁止条約締結の広まりや気候危機打開の市民運動が高まるもとでロシアの暴挙を糾弾するとともに、平和と民主主義、自由を求める諸国民の運動と連帯してたたかうことを呼びかけます。

 一方、日本では安倍・菅政治を継承した岸田内閣の本質が明らかになり支持率を急落させています。後手後手にまわるコロナ対策、「敵基地攻撃能力」の検討と加速化する憲法改悪、「新しい資本主義」の名のもとに社会保障改悪や非正規労働者の声を無視する施策の推進、赤木雅子さんの裁判での森友問題を闇に葬ろうとする「認諾」など、岸田政権の「政治の責任」が問われています。

 昨年の総選挙では「市民と野党の共闘」にとって貴重な成果はあったものの全体としては厳しい結果となりました。自公政権への批判が維新の会に流れ、伸張しました。維新は早速憲法改悪の先陣をきり、立憲野党への懲罰動議や訴訟提起など極右的新自由主義者の姿をあらわにしています。

 6月には参議院選挙が行われます。4月の京都府知事選挙、秋の沖縄県知事選挙など重要な地方選挙もあります。今こそ職場・地域から「くらし・平和・民主主義」の3目標を掲げて、すそ野を広げた革新懇運動を旺盛に展開し、「市民と野党の共闘」を発展させましょう。 
 大阪革新懇は、すべての構成員が本総会を跳躍台に広範な市民と力をあわせて革新懇運動を前進させ、組織を拡大・強化して、参議院選挙のたたかいに奮闘されることを心から呼びかけます。コロナの危機、社会の危機、政治の危機を転換させ、分断と排除を乗り越え、希望ある政治を実現しましょう。

2022年2月26日

進歩と革新をめざす大阪の会 2022年度総会

大阪革新懇 活動ニュースNo.24

9月の市長選挙、地域での多数派めざして統一行動実施!―交野革新懇―
“改憲策動が総選挙後加速し心配だ”と購読を快諾
毎月の統一行動を設定、2月はニュース3部拡大・会員1名加入

 交野革新懇は2月18日(金)に世話人代表・事務局合同会議を開催し、交野市長選挙やコロナ対策、今後の取り組みの重点を議論しました。その中で「コロナ禍で何もできない」ようでは活動はすすまない。多数派形成の役割を果たしている交野革新懇ニュースの発行や交野平和展、青年革新懇結成に向けての取り組みなどを確認しました。
 さらに今年9月に行われる交野市長選挙に向けて、現市政を変えて市民の声に寄り添い、
「住民こそ主人公」の市政実現のため交野革新懇の果たす役割や今年の総会(9月予定)まで、大きな革新懇にするために毎月頑張っていこうと意思統一しました。
 さっそく、かなり冷え込みましたが2月23日(水・休)に行動日を設定し、二組4人で動きました。一組の方は留守が多くダメでしたが、立花事務局長と佐々木大阪革新懇世話人の組では、100%在宅されていました。
 一人の方は11月に開催した交野母親大会のとりくみの交野戦争戦跡ウオークに夫婦で参加され、熱心に質問もされた方でした。「改憲策動が総選挙後加速し心配だ、戦争戦跡ウオークに参加して強く思い、自分のできることがなんなのか考えている」と話し、こちらからの購読のすすめに二つ返事で了承されました。もう一人の人は、「全国革新懇ニュースはこれまでみたことがない」「多種多彩な方が登場されるニュースが楽しみです」と、購読されました。もう一人の方は昨年まで府で購読されていた方で、交野市に転居された方、会員になってくださった方は、青年革新懇の会員です。3月も行動を予定しています。
 立花事務局長は「やはり、対象者を出し合い、実際に行動を組むかどうかです。高齢からくる条件で購読をやめる方や施設に入られる方など購読中止も必ずおこります。昨年相当落ち込みましたが、最高時を超えてきています。着実に増やしていきたい」と改めて決意を語っています。

大阪革新懇事務局でも5部拡大!

 大阪革新懇事務局でも、2月12日(土)の代表世話人会での訴えを受け、つながりを生かして拡大に取り組んでいます。これまで革新懇の企画に参加してくれた人などに率直に訴えて「全国懇ニュースも大阪のニュースも、様々な人のインタビューを載せているし、色々な活動がわかる。1年で1820円とそんなに高くないので購読してほしい」と訴えると、快く了解してくれました。 
ただ、事務局扱い読者も高齢や転居等により、「購読中止」も少なくありません。革新懇の役割を考えるともっと幅広く訴えていきます。

 

交野革新懇は2月18日に世話人代表・事務局合同会議を開催し、交野市長選挙やコロナ対策、今後の取り組みの重点を議論しました。その中で「コロナ禍で何もできない」ようでは活動はすすまない。
多数派形成の役割を果たしている交野革新懇ニュースの発行や交野平和展、青年革新懇結成に向けての取り組みなどを確認しました。さらに、今年9月に行われる交野市長選挙に向けて、現市政を変えて市民の声に寄り添い、住民こそ主人公の市政実現のため交野革新懇の果たす役割や今年の総会(9月予定)まで大きな革新懇にするために毎月頑張っていこうと意思統一しました。
 さっそく、かなり冷え込みましたが2月23日に行動日を設定し、二組4人で動きました。一組の方は留守が多くダメでしたが、立花事務局長と佐々木大阪革新懇世話人の組では、100%在宅されていました。
一人の方は11月に開催した交野母親大会のとりくみの交野戦争戦跡ウオークに夫婦で参加され、熱心に質問もされた方でした。「改憲策動が総選挙後加速し心配だ、戦争戦跡ウオークに参加して強く思い、自分のできることがなんなのか考えている。」と話しこちらからの購読のすすめに二つ返事で了承されました。もう一人の人は、全国革新懇ニュースはこれまでみたことがない。多種多彩な方が登場されるニュースが楽しみです。と購読されました。もう一人の方は昨年まで府で購読されていた方で、交野市に転居された方、会員になってくださった方は、青年革新懇の会員です。3月も行動を予定しています。立花事務局長は「やはり、対象者を出し合い、実際に行動を組むかどうかです。高齢からくる条件で購読をやめる方や施設に入られる方など購読中止も必ずおこります。昨年相当落ち込みましたが、最高時を超えてきています。着実に増やしていきたい」と改めて決意を語っています。

大阪革新懇事務局でも5部拡大!
 大阪革新懇事務局でも、12日の代表世話人会での訴えを受け、つながりを生かした拡大に取り組んでいます。これまで革新懇の企画に参加してくれた人などに率直に訴えて「全国懇ニュースも大阪のニュースも、様々な人のインタビューを載せているし、色々な活動がわかる。1年で1820円とそんなに高くないので購読してほしい」と訴えると快く了解してくれました。
 ただ、事務局扱い読者も高齢や転居等により「購読中止」も少なくありません。革新懇の役割を考えるともっと幅広く訴えていきます。