大阪革新懇活動ニュース No.17

住吉革新懇40周年記念企画    
   ~冨田宏治先生が革新懇運動について講演~
 11月23日に住吉革新懇発足40周年記念の講演会を行い30名が参加しました。講演は冨田先生にお願いし、革新懇運動の過去・現在・未来について熱く語っていただきました。住吉革新懇は1984年に府下で17番目に発足しました。それ以来40年間、革新3目標を掲げて休むことなく活動を続けてきました。中心的な活動としては問題となっている課題の学習会と街頭宣伝、要求実現の集会とデモ、そして毎年8月に開催する「平和展」、最近では万博・カジノに反対する学習や宣伝に取り組み、集会とパレードでは新たな市民共同へと運動を発展させ成功させました。そんな取り組みをさらに前進させるためにどうするか、冨田先生の講演でしっかり学びました。

「731部隊の真実と元少年隊員の思い」
       「戦争と医学医療研究会」の原文夫さんが講演
   -河内長野革新懇主催の「市民の平和外交」講演会第2弾に92名参加-
 12月1日、河内長野駅前ノバティホールで、河内長野革新懇「市民の平和外交」講演会が92人の参加で行われました。講演では、今年8月に取り組まれた元少年隊員の、79年目の「731部隊跡訪問」、謝罪、慰霊の旅に同行した報告とともに、731部隊の真実、戦争の狂気、歴史の真実の隠蔽などについて語られました。
 参加者からは「731部隊の生々しい現実を知りショックを受けた。これを機会に勉強します」「まず事実を知る事が日本人みんなに問われている」「日本政府は過去に目を閉ざし歴史を隠蔽しようとしています。許せません。この731部隊の真実と元少年隊員清水さんの思いを改めて広げたいと強く思いました。」また「日本軍731部隊がやってきた残忍非道な行為。人を人として扱わず『マルタ』と呼び、耳を塞ぎたくなるような残酷な行為でした。そして、それらを進めてきた医学者たちが責任を問われるどころか、戦後の医学・薬学界のリーダーになっていることに驚きました。また、国も「外務省、防衛庁等の文書において、関東軍防疫給水部等が細菌戦を行ったことを示す資料は現時点では確認されていない」(2003年、小泉政府の答弁書)としていることには唖然とし、怒りを覚えました。ドイツのワイッゼッカー大統領が「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目になる」と演説したこととは大違いです。日本政府は過去に目を閉ざし歴史を隠蔽しようとしています。許せません。この731部隊の真実と元少年隊員清水さんの思いを改めて広げたいと強く思いました。」との声が寄せられました。

大阪革新懇活動ニュース NO.16

淀川革新懇が活動を再開!  ~ 西谷文和さんが講演 ~
 ながらく活動を休止していた淀川革新懇が、11月16日(土)大学生協大阪会館で再開総会を開催し、31名が参加。事務局の植田泰史さんが新たな会則・申し合わせ事項を提案し、参加者全員で確認しました。
 大阪革新懇の小林優事務局次長が「革新懇の目的と今日的役割」についてミニ講演。小林氏は、総選挙で自公与党を過半数割れに追い込み、国民が自民党政治に代わる新しい政治を模索するプロセスが始まったと、説明。その上で今日的な革新懇の役割は、①自民党政治を終わらせ、新しい政治をつくる、②大阪では維新政治の転換をめざす、③「企業・団体献金の禁止」「選択的夫婦別姓」「紙の健康保険証の存続」など要求を実現するために革新懇運動を再開し、市民と野党の共同運動を広げようと、強調しました。
 その後、イスラエルとパレスチナの状況を現地取材したフリージャーナリストの西谷文和さんが講演。西谷さんは、イスラエルでは「ガザへのジェノサイド止めろ」と立ち上がる市民がいる一方で、パレスチナ人への殺戮をSNSなどで煽る勢力がいて、ネタヤエフ政権を支えていると解説。西谷さんは憎しみの連鎖では戦争を終わらせることはできないと力説し、中東でも東アジアでも分断と対立を乗り越え、平和を築こうと、熱く訴えました。

この学びを市民共同の取り組みに河内長野革新懇にまなぶ-
           11/23松原革新懇秋の学習会
 河内長野では3月に400人超で中村哲さん映画会、8月には230人で「平和フェスタ」に取り組むなど、若い参加も含めた市民的共同を広げて成功させてきました。「ズバリ!その秘訣は何か?」を学ぼうと、河内長野革新懇の鈴木晋司さんを招いて松原革新懇が秋の学習会を開催。 秘訣の一つは、既存組織(新婦人、年金者組合、医療生協など)や市民運動(原発、カジノ、教育など)で実行委員会を組織すること。二つは教育委員会などへの後援取りつけや自治会、老人会、労組、商店街など幅広い団体に協力を呼びかけること。三つは若者を意識して学校申入れや中高校生との対話を重視すること。四つはネット印刷できれいなチラシを作成すること。五つは「孫・子どもと一緒作戦」「隣近所と一緒作戦」など合言葉をつくって参加確認すること。2025年は戦後80年。河内長野に大きな刺激を受けたので、この学びを松原での市民的共同の取組にいかしていきたい。      

2024講演と文化のつどい1面    

大阪革新懇活動ニュース NO.15

第15回ねやがわ「寄ってたかって美術展」
    川柳「核廃絶に弾みをつける平和賞」
 ねやがわ第15回「寄ってたかって美術展」が10月19日から5日間市民ギャラリーで開催され、600人を超える入場者がありました。寝屋川革新懇結成25周年を記念して始まった美術展は15年目。プロもアマもジャンルを超えて出展者62人、出展作品は絵画・彫刻・書・版画・陶芸・植物造形・刺繍・木工芸・ペーパークラフト・川柳・絵手紙・リース・ビーズ・イラスト・ ステンドグラスなど30種目92点。開催初日には広瀬慶輔寝屋川市長も来場、作品種目の多彩さに驚いておられました。
 今年はペーパークイリングという新ジャンルで4名がグループ参加「折り紙に熱中する孫に見せてやりたかった」と人気でした。「核廃絶に弾みをつける平和賞」「企業献金やめろの世論作り出す」の川柳にその通りの声。書「般若心経」、最高齢者93歳一年がかりの木彫「如来三尊像」にスゴイの声。まさに「寄ってたかって」美術展の真骨頂、「様々な作品を集めた美術展は初めて」「老後の趣味の参考に」「創造性・発想に感服」寄せられた125枚の感想文とともに、あちらこちらで作品の想いを語る輪ができました。実行委員長の長祥嶺さんは「この美術展は庶民の文化運動、来年もまた必ずここでお会いしましょう」と閉会挨拶とまとめを行いました。

 

  松原革新懇で全国革新懇ニュースを3部拡大 
 全国革新懇ニュースは、多彩な方々が「今」をかたり、全国草の根の「あきらめない」取り組みを毎号紹介しています。年間10回発行で、1年間で1200円(別途郵送料)で購読できます。とりわけ1面の革新懇インタビューでは各界の第一線で活躍するかたに登場し、非常に好評です。さて松原革新懇では、現在72名の会員のところ、100名まで広げようと取り組んでおり、地道に声をかけていき、今回3名の読者の拡大につながったものです。松原の経験を参考に各地でも働きかけをお願いします。

2024講演と文化のつどい1面

 

 

 

大阪革新懇活動ニュース NO.14

今こそ政権交代を!
-「看板のかけかえ」で市民の信頼が取り戻せますか-
   豊中革新懇総会&記念講演は石川康宏全国革新懇代表世話人
 豊中革新懇は10月11日に総会を開催。「今こそ政権交代を!~『看板のかけかえ』で市民の信頼が取り戻せますか?」をテーマに、全国革新懇代表世話人の石川康宏さんに記念講演をしていただきました。
 石川さんは、お住まいの兵庫県知事選挙の現在のリアルな様相を含め、新潟・福岡での市民と野党の共闘の前進、沖縄1区でのれいわの動きなど、最新のリアルな情報を交えて講演されました。2021年からの強い逆流の中でも、原点を踏まえてより広い視野から共闘の現状をとらえることの大切さを述べられました。
 「政治活動している支持政党ありのトラさんは、回りは同じトラさんばかりで、もやもやしているウサギさんや意識が希薄で選挙に行かないパンダさんのことがわかっていない」という話は、たいへん耳が痛く、身につまされる思いで聞きました。また「幹部の話の要約だけでなく、ウサギさんやパンダさんに声を届ける工夫に本気になり、わかりたい人の期待に応えよう」という問題提起には、うなずくしかありませんでした。参加者からは「わかりやすく、実践に役立つ話でよかった」との感想が寄せられました。総会には28人の参加があり、活動の報告と提案および新しい世話人が承認されました。また会場では、個人・団体会員の更新会費、石川さんの著書の収益、カンパなど合わせて約25,000円が寄せられました。

ガザ虐殺止めろ!!11回目のアメリカ領事館前抗議行動 
     ―大阪革新懇、大阪原水協・大阪平和委員会・大阪労連― 10月11日、11回目になる4団体でのアメリカ領事館前抗議行動を13人で行いました。ガザでは4万2千人以上の犠牲者が出ている。アメリカが口先だけでイスラエルに武器供与続ける限り、この虐殺は止まらない。この1年間だけでその援助額は2兆6千億円にもなっている。そして、戦争は中東全体にも拡大している。国連では圧倒的多数の国が「即時停戦」を主張し、フランスなどがイスラエルへの武器輸出を止めている。アメリカの支援なければ世界から孤立するイスラエルは立ち行かなくなる。アメリカはイスラエルの支援を直ちにやめろと抗議しました。                

大阪革新懇活動ニュース NO.13

声をあげよう!希望を拓く政治の実現へ
    大阪革新懇と地域の皆さんの協力で門真市で街頭宣伝
 10月1日、大阪革新懇は門真市の皆さんといっしょに古川橋駅前にて宣伝を行い、50名の方が参加されました。最初に日本共産党の福田英彦門真市会議員より市政報告があり、維新市長の下で市民サービスが切り捨てられる一方、高い介護保険料を押し付けられていると告発しました。続いて、村上史好前立憲民主党衆議院議員より「自民党は裏金問題で反省していない。国民が望む新しい政治を実現するために立憲野党が力を合わせなければなりません。同時に大阪では維新政治を転換する。6区では今のところ日本共産党のわたし孝一さんしか出ていません。ぜひ自公に代わる立憲野党の灯をつけてほしい」と訴えました。万博・カジノの反対運動を先頭に立っている藤永延代さんは「もともと夢洲はごみの処分地としてできた人口の島で軟弱な所。松井元大阪市長がここで万博やると言い出した。メタンガスが今でも発生し83本もガス抜きのパイプを入れている。ヒアリも出る。万博協会は遠足で来るなら長袖、長ズボンと通知だした。今からでも中止して、お金も資材も人も能登支援に使うべきだ」とスピーチ。菅義人大阪労連副議長は「自民党政治、維新政治を終わらせるために力を合わせましょう。今日から最低賃金が改定されて50円アップの1114円になったが、食料品をはじめとする値上げ続きで追いつかない。私たちは今すぐ最賃1500円の運動をしている。政治を変えて、暮らしを守りましょう」と訴えました。最後まで熱心に聞いていた高校生は「いつも万博は疑問に思っていた。もっと勉強したい」と語っていました。

「強行日程でも、充実した一日でした」
   平和ツアーで自衛隊と米軍基地を視察   ―枚方革新懇―
 5日経ケ岬・舞鶴平和ツアーを実施。総勢10人と参加者は少なかったです。朝早くから夕方まで強行日程でしたが、米軍通信基地前での視察や、引揚館見学、道の駅での休憩・買い物もし、参加者は充実した1日を過ごしました。
 「少々厚かましいツァーでしたが、隣の京都で身近に進む軍事化と、戦争の結果の現実を見て学べたと思います。寺院の隣、墓地の向かいに陣取る自衛隊駐屯地、米軍基地に違和感を感じます。戦争遂行者たちが人の心など顧みもせず、むしろ利用していることに憤りを感じます。その地を訪れることは、そこで平和を求めて頑張っている人を励ますことだと思い、毎月文珠さん参りを続けています」と感想をくださったのは、今回の企画提案と当日の運転手兼ガイド兼カメラマンも兼ねフ

ル回転して下さった徳田さん(寝屋川在住)です。感謝・感謝です。 
 格安の学生参加は残念ながらゼロでしたが、「また、ぜひこんな企画をして欲しい」と参加者の多くの声もいただきました。                               

 

大阪革新懇活動ニュース NO.12

声をあげよう!希望を拓く政治の実現へ
       大阪革新懇と地域の皆さんの協力で大東市で街頭宣伝
 9月24日、大阪革新懇は大東市の皆さんといっしょに住道オペラパークにて宣伝を行い、20名の方が参加されました。最初に村上史好元立憲民主党衆議院議員より「自民党は裏金問題で反省していない。国民が望む新しい政治を実現するために立憲野党が力を合わせなければなりません。同時に大阪では維新政治を転換する。12区では今のところ日本共産党の太田さんしか出ていません。ぜひ自公に代わる立憲野党の灯をつけてほしい」と訴えました。続いて「市民の会」代表の松浦哲郎さんが能登支援の報告。「被災者に水やコメを届け、要望を聞いた。見捨てられるとの不安があり、話を聞いてもらうだけでも安心したと話された。地震から9か月経つが家屋の解体も進んでいない中で21日の豪雨。万博リングに350億円かけるならお金と人を能登支援に使うべきだ」と話しました。万博・カジノの反対運動を先頭に立っている藤永延代さんは「もともと夢洲はごみの処分地としてできた人口の島で軟弱な所。松井元大阪市長がここで万博やると言い出した。メタンガスが今でも発生し83本もガス抜きのパイプを入れている。ヒアリも出る。万博協会は遠足で来るなら長袖、長ズボンと通知だした。今からでも中止して、お金も資材も人も能登支援に使うべきだ」とスピーチ。菅義人大阪労連副議長は「自民党政治、維新政治を終わらせるために力を合わせましょう。総裁選で解雇規制の緩和が話題になった。誰が得をするのかを考えれば明らかだ。私たちが税金を払わなければ徹底的に追及される。裏金議員は堂々と議員を続けている。許せない。暮らしを守り労働者の権利を守る政治に変えよう」と訴えました。最後に日本共産党の太田とおる12区国政対策委員長は「最近はテレビをつければ総裁選一色。しかし、どの候補も裏金や統一協会との癒着では反省もなく、説明もない、再調査もしない。安倍元首相と統一協会幹部の写真が朝日新聞で暴露されましたが、この件もだんまりです。市民と立憲野党が協力して、この政治を変えましょう。コロナ禍で109か国が消費税減税しました。アベノミクスで暮らしが大変な時に日本も実施すべきでしょう。トヨタは5兆円ももうけています。アメリカと大企業優先の政治を変えましょう。来るべき総選挙で、この12区から政治の流れを変えていきましょう」と訴えました。

河内長野革新懇が総会・講演会  
君島東彦先生招き、「憲法に基づく平和外交のかたち」
 9月22日午後、河内長野駅前のノバティホールで、62人の参加で河内長野革新懇総会・講演会が行われました。講演は立命館大学国際関係学部教授で立命館大学国際平和ミュージアム館長の君島東彦先生。「憲法にもとづく平和外交のかたち」と題し、「六面体としての憲法9条」「『しない』平和主義と『する』平和主義」「マルチトラック平和外交」などの切り口で、90分近くの熱のこもる講演でした。

 質疑応答では、「ウクライナの現状をどう考えれば」「中国フィリピンの衝突と国連の力は」などの質問が出され、「9条を生かすためにも、憲法前文に示された平和の国際環境作りの努力がとても大事だと分かった」「国や政党に任せず、市民レベルの平和外交の実践も必要」などの感想が寄せられました。総会では、総選挙勝利に向け革新懇の要と架け橋の役割を大いに発揮しようと提案、私学助成の取り組みなどの発言がありました。

大阪革新懇活動ニュース NO.11

総選挙必死の情勢、「大阪革新懇アピール」に呼応し       
            羽曳野、松原などで一斉宣伝
統一教会にむしばまれ、裏金にどっぷりつかる自民党政治に終わりを
 羽曳野総がかり行動実行委員会は9月19日古市駅で宣伝を行い11人が参加。3人がマイクで訴えました。革新懇の土屋佳子さんは、「防衛省は攻撃型ドローンを取得するために30億円の予算を計上しました。約310機を何と、イスラエルから買おうとしています。イスラエルは自国製の攻撃型のドローンをパレスチナ・ガザ地区の攻撃の主力兵器として使用しています。ジェノサイドを行っている国から武器を調達することは、国際法違反の殺りくに加担することになります。許すことはできない」と訴えました。
 共産党市議の南れいさんは、「集団的自衛権の行使容認の閣議決定をして以降9年。自公政権で日本の軍事費が世界第3位となりつつあり、日本は戦争か平和かの岐路に立たされています。「新しい戦前」を作らないために、平和を守る砦となっている、憲法9条を守る運動を大きくしていきましょう」と訴えました。
 羽曳野市憲法9条の会の林正敏氏は「7月に開かれた、日米の外交・軍部担当の閣僚会議では、陸海空自衛隊をまとめた統合司令部を作り米軍の指揮下に置くことを決めました。このことは国際法違反の先制攻撃を取り入れている米軍の指揮下に入ることになり、日本も先制攻撃を加える戦争国家になってしまいます。この体制を完成させるには自衛隊は軍隊でなければなりません。そのために改憲を急いでいるのです。改憲NOの声をみんなで上げていきましょう」と訴えました。自転車で電車の通貨を待っている婦人に「軍事費を5年間で43兆円増やし、今の2倍にしようとしています。」と訴えると、自転車から降りて、「軍事費より、くらしや福祉に使ってほしい」と署名をしてくれました。また、年配の男性は「日本は戦争する国になったらあかん」と進んで署名してくれるなど、3筆の署名が集まりました。

また、松原市では市内4カ所の駅頭で22人が参加し宣伝・対話を行いました。

 

 

戦争反対・核兵器禁止・憲法守れの声を! 
          ―枚方革新懇などが8月諸行動― 
 平和を考える8月、3地域の9条の会が、集会や宣伝、黙とうを実施。枚方母親連絡会は15日正午に合わせ、赤紙配布をしました。6日の市駅前宣伝には合唱団「なかま」が歌声応援に入り、革新懇も6・9・15日の宣伝に加わり、9日は緑道前でも宣伝と黙とうを実施。戦争国家づくりや新しい戦前に向かう動きを止めねば、という思いを通行人に訴えました。ビラを受け取り励ましを送る人もいました。
 25日には、「平和を願う御殿山の会」主催の憲法カフェが行われ、教育現場の話題を企画、朗読や合唱も加え楽しい企画となりました。8・18共産党牧野北後援会から「平和のつどい」を開催するので、30分の講演依頼があり、革新懇・柿木が受けました。➀もし攻められたら、9条は花畑。ロシア・中国・北朝鮮は言う事きかない。もしもの保険アメリカ軍事力。の疑問に対しどう答えるか。②戦争体験者だけではなく、その遺族も高齢化となり、戦争体験談や平和の伝承、又今後の平和運動を次世代にどう継承させていくのか。③では今、私たちは、何をすればいいのか。
 こんな問題意識で臨みましたが、当日、年配の方々の戦争体験や数々の思い出を語る様子や会場内に掲示された当時の写真や手紙、子どもが作った壁新聞など視覚に訴える取り組みもあり逆に励まされました。

大阪革新懇活動ニュース NO.10

すいた時事・自治セミナー開催 
      介護崩壊問題、万博=カジノを討論
             ー吹田革新懇が活動再開ー

 8月23日、吹田革新懇も共催団体に加わる「すいた時事・自治セミナー」を開催しました。このセミナーは、「吹田の自治の現状やあり方について、吹田ゆかりの講師による講演を聞き、グローバルに、ローカルに、様々な角度からみんなで学びあい、語り合う」ことを目的に、今年の6月から開始されていたものです。前回は、「政権交代待望世論のなかの国民運動」吹田自治都市研究所所長・二宮厚美さん(神戸大学名誉教授)と「地方自治法改正問題」中西基弁護士(北大阪総合法律事務所)の2つのテーマで開催されました。今回からは、吹田革新懇も主催者として参加しました。
 最初のテーマ「介護崩壊をくい止めるために国がしなければならないこと」(正森克也さん・社会福祉法人こばと会理事長)では、介護保険創設当初からの自己負担割合の上昇と報酬制度も改悪による小規模の事業所つぶしの実態が報告されました。
 次のテーマ「万博・カジノは中止しかない」(石川たえさん・大阪府議会議員)では、会場建設費の上振れやパビリオン参加国が次々と撤退、いつ起こるかわからないガス爆発など問題点が次々に明らかになっている実態の報告と、「行ってみたい」と答える府民が減少し、「絶対行かない」とする人が31%いると指摘、それでも突き進む必要があるのか、運動を広げて中止しかないと呼びかけられました。
 今後も、1~2か月に1回のペースでセミナーを開催するとともに、吹田革新懇の独自の宣伝や取組の再開をめざし、体制・財政の強化を図る予定です。

中央区で「からほりピースフェスタ」開催
武力で平和は作れない=戦争の準備より平和の準備を!

 79年前の8月6日、ヒロシマに原子爆弾が投下されました。原爆犠牲者を追悼し、再び核兵器が使用されないことを願って宗教者平和協議会が、2007年から毎年「平和の鐘撞」を広島への原爆投下時刻の午前8時15分に合わせて、中央区中寺町の妙徳寺境内で取り組んでいます。鐘撞をはじめて4年後、地元の谷町6丁目駅周辺の平和団体・民主団体や個人も呼びかけに応え、参加する中で、「からほりピースフェスタ」実行委員会が結成されました。                              

 フェスタ当日は鐘撞のあと、本堂で高木孝裕住職から「地球上から核兵器をなくそう」とお話しいただき、平和パネルを鑑賞。特別企画として隣接の社会福祉会館でアニメ「はだしのゲン2」の上映も行われました。中央区革新懇も実行委員会団体として空堀商店街入り口等で核兵器禁止条約発効賛同署名行動などに参加しました。空堀、からほり商店街や周辺の商店の皆さんからも、115軒を超えて協賛広告にご協力いただくなど今では夏のなくてはならない平和行事となっています。

 

 

大阪革新懇活動ニュース NO.9

8・21 アメリカ領事館前スタンディング宣伝
 無差別攻撃ストップ!アメリカはイスラエル支援をやめよ!
 8月21日(水)大阪革新懇・大阪平和委員会・大阪原水協・大阪労連の4団体は、ガザ地区への無差別攻撃とイスラエルへの軍事支援をやめるよう、米・バイデン政権に求めるスタンディング宣伝を大阪市北区のアメリカ領事館前で行い、25名が参加しました。スタンディング宣伝は、今回で第9回目になります。
 初めに大阪原水協の橋口紀塩事務局長が、「イスラエルの無差別攻撃でガザ地区では4万人以上が命を奪われ、感染症も広がっている。35億ドルもの軍事支援を行うアメリカは、直ちに軍事支援をやめ、ジェノサイドをストップさせよ」と熱く訴えました。
 続いて大阪原水協の三宅良夫事務局長、大阪平和委員会の亀井明子事務局長、大阪自治労連の竹中道子書記次長、大阪労連の永井伸和副議長の4名がスピーチ。「ガザ地区では4万人以上が殺され、1万人以上が行方不明で、飢餓も広がっている。停戦を求める声は、アメリカはもとより世界中に広がっている」「イスラエルのジェノサイドが始まって10か月が経過した。何の罪もない子どもが1万6000人以上殺された。アメリカはイスラエルにジェノサイドをやめさせ、軍事支援をやめよ」「ガザ地区の人々は平和に生きる権利が保障されていない。大統領選挙に立候補表明したハリス氏は、今すぐ停戦の決意を固めろ」など、アメリカ領事館関係者や道行く市民に訴えました。
 最後に参加者全員で「アメリカはイスラエルへの支援をするな」「アメリカはジェノサイドをやめさせろ」「イスラエルはガザへの軍事攻撃をやめろ」「今すぐ停戦、パレスチナに平和を」などとアメリカ領事館に向かい唱和しました。

<河内長野革新懇>河内長野平和フェスタに238人が参加    
              環境活動家の武本匡弘さんが講演
 8月20日(火)第11回河内長野平和フェスタが河内長野市市民交流センター「キックス」で開催され、238人が参加しました。主催は、新日本婦人の会や年金者組合、医療生協などに加え、今年から河内長野革新懇も参加した河内長野平和フェスタ同実行委員会。プロのダイバーで環境活動家の武本匡弘さんが、「海の中から地球が見える・気候危機と平和の危機」と題して記念講演しました。武本さんは、「気候正義」というキーワードを示し、「国家間と世代間の二つの不正義がある」「気候変動は人権問題」と指摘。子ども達への主権者教育、使い捨て消費の見直しなど、「個人の生活の変容と社会変革」の必要性を訴えました。「平和の危機」では「全ての軍事行動は地球を破壊する」「原発・軍事行動・気候危機は連環する」として、「『汚染水を海に流すな』『9条記念碑の建立』など、何か出来ることで声を上げ行動し、学習しよう」「知ることは希望」と呼びかけました。 
 当日の進行役は短大生の濱野夏美さん。実行委員会では事前に高校生宣伝なども取り組み、クラス活動を踏まえ高校生と先生が一緒に参加する姿や、パネルに見入る大学生の姿もありました。

大阪革新懇活動ニュースNo.8

パーティー券疑惑緊急抗議寝屋川宣伝

      自民・公明・維新 幕引きアカン

 6月16日京阪電車寝屋川市駅前で、パーティー券も企業団体献金も政策活動費も温存「自民・公明・維新 幕引きアカン」緊急抗議宣伝が大阪12区市民連合と寝屋川革新懇の共催で行われ30名が参加しました。
 各団体から、「自民・公明・維新の政治家は裏金でバタバタしている、お金をもらって政治をゆがめています。私は子ども食堂を運営していますが、不登校30万人、長期欠席15万人、45万人もの子どもが学校に行けない生きづらい世の中になっています。子ども達が希望を持てる国づくりに頑張っています。裏金幕引きアカンの声を上げましょう」(大阪12区市民連合世話人山本啓一郎さん)のほか、日本共産党大阪12区国政対策委員長太田徹さん、新婦人寝屋川支部宮前妙子さんの三名が訴えを行いました。参加者は「幕引きアカン」のポテカを掲げ、パーティー券購入5万円以下は非公開、政策活動費公開は10年後のチラシを配布しました。

「市政を変えたいという市民の願いの先頭に立って奮闘」(羽曳野)
  維新の現職市長にチャレンジ 市民の代表 わたなべ浩一さん

 公正・民主的な羽曳野市政をつくる会は16日、#市長は交代、政治の流れ変えようと「オール羽曳野スクラム集会」を開催。集会には約500人が参加し、Wingはびきの市民連合代表のわたなべ浩一氏は「市政を変えたいという市民の願いの先頭に立って奮闘する」と表明。集会は、三味線と太鼓、踊りで開幕。3人の市民が、わたなべさんへの期待をリレートーク。日本共産党の笹井喜世子市議が、現市政のひどさなど市政の現状と転換の展望を語りました。
 元立憲民主党衆院議員(大阪革新懇代表世話人)の村上史好氏が来賓あいさつ。裏金問題で、政策活動費を廃止せず10年後に公開するという提案で自民政権を助けた維新を批判。「政治改革には政権交代しかない」と強調、維新の政治や行政を「ちょっとおかしい」と思う人が急速に拡大している、市民の声より、自分たちの考えを優先する強権的な市政を変えないといけないという市民はたくさんいる。「無党派・オール羽曳野のわたなべさんを100%支持する、市長は交代」と力強く訴えました。

 Wingはびきの市民連合代表で、市長選への立候補を表明しているわたなべ浩一氏が決意表明。大阪府が、新型コロナウイルスによる死者数が全国最悪となった理由を維新府政は、高齢者世帯が多いことなどを理由にあげるなど、保健所体制など、自分たちの政策でなく、市民のせいにする姿勢を厳しく批判。子育て、高齢者施策など、市政転換への政策を紹介し、「子どもを育てるなら羽曳野」と言われる市政に。「市政を変えたいという、市民の願いの先頭に立って奮闘する」決意を表明しました。

☆事務局長・地域担当者会議
 7月6日(土)午後1時30分~大阪グリーン会館2階ホール
 全国革新懇小田川事務室長報告・分散会など