大阪革新懇活動ニュース NO.10

すいた時事・自治セミナー開催 
      介護崩壊問題、万博=カジノを討論
             ー吹田革新懇が活動再開ー

 8月23日、吹田革新懇も共催団体に加わる「すいた時事・自治セミナー」を開催しました。このセミナーは、「吹田の自治の現状やあり方について、吹田ゆかりの講師による講演を聞き、グローバルに、ローカルに、様々な角度からみんなで学びあい、語り合う」ことを目的に、今年の6月から開始されていたものです。前回は、「政権交代待望世論のなかの国民運動」吹田自治都市研究所所長・二宮厚美さん(神戸大学名誉教授)と「地方自治法改正問題」中西基弁護士(北大阪総合法律事務所)の2つのテーマで開催されました。今回からは、吹田革新懇も主催者として参加しました。
 最初のテーマ「介護崩壊をくい止めるために国がしなければならないこと」(正森克也さん・社会福祉法人こばと会理事長)では、介護保険創設当初からの自己負担割合の上昇と報酬制度も改悪による小規模の事業所つぶしの実態が報告されました。
 次のテーマ「万博・カジノは中止しかない」(石川たえさん・大阪府議会議員)では、会場建設費の上振れやパビリオン参加国が次々と撤退、いつ起こるかわからないガス爆発など問題点が次々に明らかになっている実態の報告と、「行ってみたい」と答える府民が減少し、「絶対行かない」とする人が31%いると指摘、それでも突き進む必要があるのか、運動を広げて中止しかないと呼びかけられました。
 今後も、1~2か月に1回のペースでセミナーを開催するとともに、吹田革新懇の独自の宣伝や取組の再開をめざし、体制・財政の強化を図る予定です。

中央区で「からほりピースフェスタ」開催
武力で平和は作れない=戦争の準備より平和の準備を!

 79年前の8月6日、ヒロシマに原子爆弾が投下されました。原爆犠牲者を追悼し、再び核兵器が使用されないことを願って宗教者平和協議会が、2007年から毎年「平和の鐘撞」を広島への原爆投下時刻の午前8時15分に合わせて、中央区中寺町の妙徳寺境内で取り組んでいます。鐘撞をはじめて4年後、地元の谷町6丁目駅周辺の平和団体・民主団体や個人も呼びかけに応え、参加する中で、「からほりピースフェスタ」実行委員会が結成されました。                              

 フェスタ当日は鐘撞のあと、本堂で高木孝裕住職から「地球上から核兵器をなくそう」とお話しいただき、平和パネルを鑑賞。特別企画として隣接の社会福祉会館でアニメ「はだしのゲン2」の上映も行われました。中央区革新懇も実行委員会団体として空堀商店街入り口等で核兵器禁止条約発効賛同署名行動などに参加しました。空堀、からほり商店街や周辺の商店の皆さんからも、115軒を超えて協賛広告にご協力いただくなど今では夏のなくてはならない平和行事となっています。

 

 

大阪革新懇活動ニュース NO.9

8・21 アメリカ領事館前スタンディング宣伝
 無差別攻撃ストップ!アメリカはイスラエル支援をやめよ!
 8月21日(水)大阪革新懇・大阪平和委員会・大阪原水協・大阪労連の4団体は、ガザ地区への無差別攻撃とイスラエルへの軍事支援をやめるよう、米・バイデン政権に求めるスタンディング宣伝を大阪市北区のアメリカ領事館前で行い、25名が参加しました。スタンディング宣伝は、今回で第9回目になります。
 初めに大阪原水協の橋口紀塩事務局長が、「イスラエルの無差別攻撃でガザ地区では4万人以上が命を奪われ、感染症も広がっている。35億ドルもの軍事支援を行うアメリカは、直ちに軍事支援をやめ、ジェノサイドをストップさせよ」と熱く訴えました。
 続いて大阪原水協の三宅良夫事務局長、大阪平和委員会の亀井明子事務局長、大阪自治労連の竹中道子書記次長、大阪労連の永井伸和副議長の4名がスピーチ。「ガザ地区では4万人以上が殺され、1万人以上が行方不明で、飢餓も広がっている。停戦を求める声は、アメリカはもとより世界中に広がっている」「イスラエルのジェノサイドが始まって10か月が経過した。何の罪もない子どもが1万6000人以上殺された。アメリカはイスラエルにジェノサイドをやめさせ、軍事支援をやめよ」「ガザ地区の人々は平和に生きる権利が保障されていない。大統領選挙に立候補表明したハリス氏は、今すぐ停戦の決意を固めろ」など、アメリカ領事館関係者や道行く市民に訴えました。
 最後に参加者全員で「アメリカはイスラエルへの支援をするな」「アメリカはジェノサイドをやめさせろ」「イスラエルはガザへの軍事攻撃をやめろ」「今すぐ停戦、パレスチナに平和を」などとアメリカ領事館に向かい唱和しました。

<河内長野革新懇>河内長野平和フェスタに238人が参加    
              環境活動家の武本匡弘さんが講演
 8月20日(火)第11回河内長野平和フェスタが河内長野市市民交流センター「キックス」で開催され、238人が参加しました。主催は、新日本婦人の会や年金者組合、医療生協などに加え、今年から河内長野革新懇も参加した河内長野平和フェスタ同実行委員会。プロのダイバーで環境活動家の武本匡弘さんが、「海の中から地球が見える・気候危機と平和の危機」と題して記念講演しました。武本さんは、「気候正義」というキーワードを示し、「国家間と世代間の二つの不正義がある」「気候変動は人権問題」と指摘。子ども達への主権者教育、使い捨て消費の見直しなど、「個人の生活の変容と社会変革」の必要性を訴えました。「平和の危機」では「全ての軍事行動は地球を破壊する」「原発・軍事行動・気候危機は連環する」として、「『汚染水を海に流すな』『9条記念碑の建立』など、何か出来ることで声を上げ行動し、学習しよう」「知ることは希望」と呼びかけました。 
 当日の進行役は短大生の濱野夏美さん。実行委員会では事前に高校生宣伝なども取り組み、クラス活動を踏まえ高校生と先生が一緒に参加する姿や、パネルに見入る大学生の姿もありました。

大阪革新懇活動ニュースNo.8

パーティー券疑惑緊急抗議寝屋川宣伝

      自民・公明・維新 幕引きアカン

 6月16日京阪電車寝屋川市駅前で、パーティー券も企業団体献金も政策活動費も温存「自民・公明・維新 幕引きアカン」緊急抗議宣伝が大阪12区市民連合と寝屋川革新懇の共催で行われ30名が参加しました。
 各団体から、「自民・公明・維新の政治家は裏金でバタバタしている、お金をもらって政治をゆがめています。私は子ども食堂を運営していますが、不登校30万人、長期欠席15万人、45万人もの子どもが学校に行けない生きづらい世の中になっています。子ども達が希望を持てる国づくりに頑張っています。裏金幕引きアカンの声を上げましょう」(大阪12区市民連合世話人山本啓一郎さん)のほか、日本共産党大阪12区国政対策委員長太田徹さん、新婦人寝屋川支部宮前妙子さんの三名が訴えを行いました。参加者は「幕引きアカン」のポテカを掲げ、パーティー券購入5万円以下は非公開、政策活動費公開は10年後のチラシを配布しました。

「市政を変えたいという市民の願いの先頭に立って奮闘」(羽曳野)
  維新の現職市長にチャレンジ 市民の代表 わたなべ浩一さん

 公正・民主的な羽曳野市政をつくる会は16日、#市長は交代、政治の流れ変えようと「オール羽曳野スクラム集会」を開催。集会には約500人が参加し、Wingはびきの市民連合代表のわたなべ浩一氏は「市政を変えたいという市民の願いの先頭に立って奮闘する」と表明。集会は、三味線と太鼓、踊りで開幕。3人の市民が、わたなべさんへの期待をリレートーク。日本共産党の笹井喜世子市議が、現市政のひどさなど市政の現状と転換の展望を語りました。
 元立憲民主党衆院議員(大阪革新懇代表世話人)の村上史好氏が来賓あいさつ。裏金問題で、政策活動費を廃止せず10年後に公開するという提案で自民政権を助けた維新を批判。「政治改革には政権交代しかない」と強調、維新の政治や行政を「ちょっとおかしい」と思う人が急速に拡大している、市民の声より、自分たちの考えを優先する強権的な市政を変えないといけないという市民はたくさんいる。「無党派・オール羽曳野のわたなべさんを100%支持する、市長は交代」と力強く訴えました。

 Wingはびきの市民連合代表で、市長選への立候補を表明しているわたなべ浩一氏が決意表明。大阪府が、新型コロナウイルスによる死者数が全国最悪となった理由を維新府政は、高齢者世帯が多いことなどを理由にあげるなど、保健所体制など、自分たちの政策でなく、市民のせいにする姿勢を厳しく批判。子育て、高齢者施策など、市政転換への政策を紹介し、「子どもを育てるなら羽曳野」と言われる市政に。「市政を変えたいという、市民の願いの先頭に立って奮闘する」決意を表明しました。

☆事務局長・地域担当者会議
 7月6日(土)午後1時30分~大阪グリーン会館2階ホール
 全国革新懇小田川事務室長報告・分散会など

大阪革新懇活動ニュースNo.7

高校生も参加して総会開催、講演会は大門実紀史さん
  ー経済を立て直し、暮らしよくするためにも
         総選挙での市民と野党の共闘を―  
                 2024年度高槻革新懇が総会
 高槻革新懇は6月1日総会を開催し、大門実紀史さんによる学習会も行いました。 
 総会には例年を上回る50人以上が参加し、その中には高校生の参加もありました。総会では冒頭に代表世話人の松本七哉弁護士が、政治と金をめぐる問題で国会での動きなどが報告され、政治革新に向けて私たちがどう行動するべきかを議論を深めてほしいと挨拶。その後議事に入りました。議事は、事務局から昨年の総会から一年間の活動の報告と今後の活動方針の提案と会計報告がなされ、それらはすべて承認されました。
 総会の後は「失われた30年、経済とくらしをどう立て直すか」と題して日本共産党元参議院議員の大門実紀史さんによる講演が行われました。大門さんは、1995年から続く経済不況、日本経済が全く成長できていのは、歴代の自民党政権、特に安倍内閣で打ち出された「アベノミクス」による経済政策によるものだと指摘し、その実態を具体的にグラフで示し話しました。そして、これを改善するには、消費税を5%に引き下げて物価を下げる。賃金の大幅な改善で庶民の購買力を大きく改善することが大事だと語りました。講演を受けて、会場から円安などについての質問があり、充実した総会となりました。

維新市長による庁舎移転計画に市民共同のたたかいを!  
      枚方革新懇などのよびかけで市民集会に170人参加

 6月市議会での庁舎移転条例再提案を許さないたたかいは、5月21日市役所前で170人の集会を持ち、市民パレードも実施しました。また、6月1日には、市民による他市庁舎見学の報告が新建大阪支部の協力のもと、新市役所像の学習と交流を実施106人が参加しました。
 枚方のまちづくりを考える市民ネットワークは、学習は建築家集団と、運動面では4団体(市民の会、れいわ勝手連、新婦人、考える会)が中心となってこの間の取り組みがなされました。
 市民不在の維新市長提案への怒り、市民共通の思いは一つ。「市民の声を聞け、勝手に進めるな」です。枚方革新懇では市民共同のたたかいとして粘り強くすすめています。

☆事務局長・地域担当者会議
7月6日(土)午後1時30分~
大阪グリーン会館2階ホール
全国革新懇小田川事務室長報告・分散会など

 

大阪革新懇活動ニュースNO.6

 オール羽曳野で維新市政転換・市民本位の市政実現へ   
                -7月7日投開票の市長選挙-
                                           2024年度羽曳野革新懇総会が開催

  5月18日(土)羽曳野革新懇の総会が開かれ、挨拶に立ったわたなべ浩一「Wingはびきの市民連合」代表は(羽曳野市長選挙予定候補)、人口減少・高齢化社会の中でそれらに適応するまちづくりに向けて全力で取り組む決意を語りました。また、東昌夫「公正で民主的な羽曳野市政をつくる会」事務局長から、「渡辺さんは羽曳野市の元部長で職員からも市民からも信頼が厚い。維新の現職市長を打ち破り、一党一派に偏よった市政でなく、オール羽曳野で保守の方とも力を合わせて、市民本位の市政をつくろう」と呼びかけられました。
 記念講演では、フリージャーナリストの西谷文和氏がウクライナやイスラエルといった紛争地に取材した経験を映像もまじえて語られました。その中で、戦争は社会や人を分断する、その戦争を止めるには日本国憲法9条の平和理念を広げることが今、何よりも大事であることを力説されました。

総会では、羽曳野革新懇運動の経過と今後の運動方針を安保秀一事務局長が報告提案し、校外学習として万博へのこども参加の強制は教育と無縁であり危険であることをPTAの役員さんにも広げていこうと訴えました。その後、会計報告、監査報告を担当者が行い、運動方針など承認されました。

 

 

自民党政治を終わらせよう「市民と野党の共同宣伝」
 河内長野市で立民、共産、社民の立憲野党
3党の代表が訴え

 21日、河内長野市で「市民と野党の共同宣伝」が行われ、27人が参加しました。宣伝には立民、共産、社民の代表が参加。「憲法は守られていない。米軍が日本の制空権をにぎり、政権は国民の権利をないがしろにし、特定の人のための政治をすすめている」(松浦武志 立憲民主党15区総支部長)、「消費税19%を狙う財界の賄賂政治、自民党ぐるみの裏金問題にけじめをつけ、野党連合政権で国民の希望ある政治を実現しよう」(仲川学 日本共産党15区国政対策委員長)、「憲法・平和を守ろう。維新の進める万博はカジノのため。ガス爆発が起きてもやるのはもうけのため。非正規をなくしシングルマザーを支える社会を」(小川たか子 社民党元堺市議)とスピーチ。
 市民からは、「高い学費や奨学金返済で学生は大変。教職員もブラックな働き方を強いられ、万博の子ども動員で苦慮し怒っている。」、「年金引き下げや介護保険・国民健康保険の保険料引き上げに大きな怒り。年金受給女性の8割が月10万円未満。物価上昇を上回る年金引き上げを」、「昨年10月に金剛バスが廃業。関連4市町村で公共交通を守る運動。国からわずかな助成金、カジノ・万博邁進の府からはゼロ。乗り合いタクシーやデマンド交通などに国・府の助成を」など、様々な訴えが続きました

大阪革新懇活動ニュースNO.5

世界の破壊のためではなく、建設のため力を尽くそう
軍産学自共同の恐ろしい実態を学ぶ

 岸田政権は学術研究の分野でも、「軍事研究」を強引に広げてきています。防衛省の委託研究には、関西の大学では大阪公立大学が唯一、これに手を挙げて3度も応募、採択を行っています。そんななか押し進められる学術分野での軍学共同の、直近の動きを学び、大軍拡に反対していこうと、「軍学共同いらない、市民と科学者のつどい」が開催されました。
 「つどい」は5月11日に国労会館において、日本科学者会議大阪支部、大阪平和委員会、大阪革新懇でつくる「軍学共同いらない!市民と科学者の会・大阪」が主催して行われ、51名が参加しました。
 開会あいさつでは、冨田宏治大阪革新懇代表世話人は、共催でこれまで「軍学共同」に反対する取り組みをやってきた。軍事費が増えれば研究費が減らされる。そうすると軍事関係の研究に手を染めようというものが出てくる。裏ガネまみれの手の汚れた連中が大軍拡を進めるのは許せない、とあいさつ。
 記念講演はテーマを「軍事化する日本と科学の動員」として、講師を池内了(名古屋大学名誉教授)が務められました。
 講演では、安倍内閣から軍拡が急速にすすむ日本、安全保障戦略の4つの弱点、2017年の軍事的安全保障研究に対する日本学術会議の声明の内容、各大学の応募状況、軍事研究の実態が明らかにされました。また、報道されないなかどんどん進む軍事研究の新たな動きも紹介されました。最後に、科学者・技術の倫理性として、世界の平和と人間の福利のため、世界の破壊のためではなく、世界の建設のため尽くすことを呼びかけられました。

 

 

 悪政と対決するエネルギーに満ちた松原革新懇総会を開催

 4月28日、松原革新懇は24年次総会&学習会を67人参加で開催しました。
 来賓あいさつに立った、日本共産党の仲川学さんは、「私は中学時代の河内長野市で吉村知事と同級生だった。総選挙で私を国会に送っていただき、一私人としてではなく国会議員としてきちんとものが言えるように、みなさんからの応援を」と挨拶。
 総会では、「子どもたちを万博に招待するな」の学校申し入れ活動の報告や軍拡路線ひた走る岸田政権や維新政治との対決、来春の松原市長選挙に向けた取り組み、松原革新懇の拡大強化の方針を確認しました。
 つづいて西谷文和さんの記念講演。ウクライナ(南部の激戦地ヘルソン)やパレスチナの現地訪問映像を駆使して悲惨な戦争の実相を告発。ウクライナの原発を攻撃しようとしているプーチン、自らの延命のために戦争を続けるネタニヤフを糾弾!ハマスの奇襲攻撃で364名の若者が惨殺されたガザ近くの野外コンサート会場の映像は怒りに震えました。分断されている中でも、「人質即時解放と総選挙実施」求める10万人規模のデモも開催。停戦求める市民への弾圧も厳しく予断を許さない、とのこと。会場は笑いに包まれるも、こうした悪政と対決していくエネルギーに満ちあふれていました。

大阪革新懇活動ニュースNo.4

万博やめろ!昼下がりパレード(住吉革新懇)
~市民の共同に120名参加、沿道やマンションから多数の激励!~

 3月31日(日)住吉革新懇と「カジノはいらん!住吉の会」は共催して、「止めよう!ドロ舟万博 被災地支援優先 昼下がりパレード」を行い、120人が参加しました。 
 長居公園での出発集会では、「住吉の会」代表の貝田達男さんが開会あいさつ、住吉革新懇事務局長の古旗孝さんが基調提案を行い、これまでの共同のとりくみと運動で、世論調査では「膨れ上がる万博費用負担は納得ができない」が77%(NHK)、「万博はいらない」が68%(共同通信)となっていること、3月28日に夢洲で起きた可燃性ガス爆発事故をみても夢洲は危険な場所、万博テーマの「いのち輝く未来デザイン」に全く相応しくないことがはっきりした、万博開催まであと1年、さらに共同のとりくみと運動を広げて、なんとしても万博・カジノはストップさせようと呼びかけました。
 参加者は「万博 バンパク 金儲け 被災地対策優先や」、「万博 カジノ いますぐやめて」と歌とコールであびこ筋を浅香中央公園までパレードしました。マンションのベランダや沿道から手を振ってたくさんの激励がありました。

万博きっぱり中止!能登地震救援が最優先!(富田林革新懇) 
福祉や元教員など地元パネラーが登壇し、心ひとつに「万博やめろ!」

3月30日(土)富田林革新懇は「万博きっぱり中止!能登半島地震救援が最優先!」と題するシンポジウムを開き、79人が参加しました。パレスチナから帰国早々の西谷文和氏をコーディネーターに、小学生の保護者Tさん、福祉職場の荒柴さん、元教員の三嶋さん、年金者の西村さん、保育運動の北谷さんがパネリストとして発言しました。 
 最初に西谷さんが「万博崩壊~どこが身を切る改革か?」と題し、パワーポイントを使い概説。ドローンによる撮影で万博会場とカジノ予定地が隣接していることが明らかにされました。また、石川県の馳浩知事が年始早々にヘリコプターに乗れたのは・・・?と切り出し、背景に自民党安倍晋三氏(故人)と橋下徹氏以来の「腐れ縁」があったと指摘し、その流れの中に「アベのマスク」「松井の雨合羽」「吉村イソジン」事件などもあり、馳氏は維新の顧問になっていると説明しました。そして、万博の狙いはカジノ誘致にあり「納得できない」との声が多数であることを知らせることが大事だと強調しました。
 パネラーからは「子どものことを考えていない」「大阪府のやり方は一方的」「教育のあり方を全く心得ていない」「年金は物価上昇に追いついていない」「全く実情にあっていない」などの発言があり、多額の公金をつぎ込む万博への批判に共感が広がりました。

大阪革新懇活動推進ニュースNo.3

緊急企画・パレスチナ最新報告会
~和解と平和を求める人々を取材して~この戦争の終わらせ方 ~

 3月31日(日)大阪革新懇は大阪労連、大阪平和委員会と共催で「パレスチナ最新報告会」を開催し、116名が参加しました。開会あいさつで西晃弁護士は、「今この瞬間にも爆弾でおびえる人、罪なき人が殺されている。どう平和を実現するか考えたい」と呼びかけました。報告者の西谷文和さんは、最初に取材したイスラエル、パレスチナの動画を見せながら解説し、イスラエルでは戦争継続の人も反対の人も「人質を救出しろ」とネタニヤフに迫っている。また、警察の弾圧を受けながらも少数だが「ガザ虐殺やめろ」と声をあげている人がいる。人質解放を行い、停戦と占領終結を実現する必要がある。憲法9条のある日本こそ、本来は停戦実現のイニシアを発揮すべきだ。しかし、今の政権には期待できない。憲法を守り、世界の平和に貢献する政権を樹立することが必要だ。「ハマスとネタニヤフは合わせ鏡(どちらも市民の犠牲をいとわない)だ。」と強調しました。
 参加者からは「イスラエルの建国の歴史は?」「身の危険を感じたことはないのか?」など、たくさんの質問が寄せられ、西谷さんはひとつひとつに丁寧に答えてました。菅義人大阪労連議長は閉会あいさつで、「ハマスが襲撃して以降、共催した3団体と原水協を加えて米領事館前抗議行動などに
取り組んできた。その一環としてこの企画を設定した。今後とも協力して戦争を終わらせる運動を強化しよう」と、訴えました。

 

大阪市・中央区のマンション街で、市民パレード150人(中央区革新懇) 
若者や親子連れの飛び入り参加もあり、心ひとつに「万博やめろ!」のコール

 3月30日、中央区革新懇などは市民や他団体と実行委員会をつくり、「万博中止!いのちと暮らし最優先」市民パレードを行い、150名が参加しました。参加者は、「万博工事の事故は起こるべくして起こったガス爆発。埋立て地からはメタンガスが発生し続けており、夢洲は危ない」「自民党は裏金問題で責任取らず、政治を任すことはできない」など、政治への怒りをあらわにしました。また「大阪市・府政は、夢洲万博予算の上振れで府・市民の負担は耐えられない状況に至っている」「夢洲の防災対策がとられていない」「インフラ整備もキャパオバー、子ども達の万博動員など問題だらけ」などと、矢継ぎ早に訴えました。
 そもそも大阪・関西万博は、「カジノのための万博」であり、大阪経済の成長とはまったく無縁です。万博中止を早く決断し、被害は最小限に食い止め、税金の無駄遣いをやめさせ、いのちと暮らし 優先の政治を実現しようと強調しました。若者や親子の飛び入り参加もあり都心マンション群で高らかにコールを響かせました。 ベランダから手をふる人、沿道でビラを受け取る人などがおり、心ひとつに明るく元気の出るパレードになりました。

大阪革新懇活動ニュースNo.2

~ がんばっています地域・職場革新懇 <PART62> ~

<寝屋川革新懇> 裏金疑惑で上脇教授、たつみ氏が緊急対談  
 カネの力で政治が歪められた小選挙区制廃止 「訂正は自白」これからも告発続く

 2月26(月)国民の怒りが沸騰する中、寝屋川革新懇と大阪12区市民連合は、上脇博之神戸学院大学教授とたつみコータロー衆院近畿比例候補を招き、パーティー券裏金疑惑“謎を解明”緊急対談を開催し、会場一杯の320人が寝屋川市アルカスホールに参加しました。対談は、大阪12区市民連合世話人で東大阪生協病院院長の橘田亜由美さんの進行でスタート。
 たつみさんは、「自民党の報告ではキックバック、『還付金』中抜きを『留保金』と呼び、“裏”とは一切言わない。30年来の組織的犯罪で何に使われたか分からない、カネの力で政治がゆがめられ国民の望む政治が実現しなかった」と、厳しく批判しました。
 上脇教授は、「赤旗日曜版の記者がすごかった、6万を超える政治団体をチェックした。国民栄誉賞の話があるが記者さんに受賞をと言いたい。一昨年10月末から告発状の連続、この2年間年末年始の休みもなかった私の青春を返してほしい」と述べると、会場が大爆笑に。続けて上脇教授は、「2022年から23年に告発する度に派閥が訂正。訂正は自白と同じ、訂正を証拠にこれから告発を続ける」とキッパリ語りました。最後に上脇教授は、「こんな汚い政治は許されない。どう変えていくのか、カネの力で政治も民意もゆがめられてきた、4割の得票で8割の議席を得る小選挙区制を比例代表制に変える、パーティーは全面禁止、企業献金も禁止、政党助成金も廃止を実現しよう」と、強調しました。
 加藤昌孝寝屋川革新懇代表が開会あいさつ、山本啓一郎12区市民連合四條畷世話人が閉会あいさつしました。

〈河内長野革新懇 〉中村哲氏の生涯「荒野に希望の灯をともす」を上映
「これまで見た映画で最高でした」「多くの人を助けたのがすごい」
 3月3日(日)河内長野革新懇や新婦人河内長野支部などで作る映画上映実行委員会は、河内長野市のノバティーホールでDVD「荒野に希望の灯をともす」の上映会を行いました。スーパーや商店、学校や老人会、ホール、公民館、お寺や河内長野キリスト教会、各種団体や労働組合などに幅広くポスター掲示や参加協力をお願いし、登下校時の高校生宣伝にも取り組みました。 

 4回の上映で、小学生から高齢者まで420人余りが参加(大阪ペシャワール会の松井千代美さんも参加)。パキスタン、アフガニスタンでの人道支援に生涯をささげ、凶弾に倒れた中村哲さんのドキュメンタリーに「大金を使って人を殺める戦争がいかに愚かなことか肝に銘じておきたい」「世界、日本の現況に大きなメッセージ」「中村哲さん、日本人が誇らしくなりました」「これまで見て来た映画で最高でした」、(小学生からも)「用水路を作ったり食べ物を持って来て多くの人を助けたのがすごい」「行動力がすごかった」など、たくさんの感想が寄せられました。
 同時に呼びかけの募金には29万円余りが寄せられました。同実行委員会では、上映経費を除き全額をペシャワール会に寄付する予定です。  

大阪革新懇活動ニュースNo.1

大阪革新懇2024年度総会
~「力合わせ」で政治を変える光を示し、自民党政治の終焉を ~

 2月24日(土)大阪革新懇は2024年度総会を大阪グリーン会館で開催し、賛同団体・地域・職場革新懇などから71名が参加。自民党政治の終焉と夢洲万博中止の運動の広がり、「市民と野党の共闘」の再構築など、情勢の変化に確信がもてる総会となりました。

 川崎美榮子代表世話人の開会あいさつの後、大阪革新懇の冨田宏治代表世話人(関西学院大学教授)と交野青年革新懇の佐々木賢治事務局長が特別報告を行いました。冨田さんは「今年は歴史的な総会。岸田政権のあとを維新が担うのか、我々が担うのかが問われている。安倍政治を延命させていた自公政治が、いよいよ終わる。LGBT法などで自民党から岩盤支持層が離れ、裏金問題などで若い世代の政権支持率が劇的に落ちている。今、政権交代しないで、いつするのか。市民の力で野党共闘を発展させ、政治を変えよう」と、豊富な資料を示しながら参加者を励ましました。 
 佐々木さんは「青年革新懇を結成して1年が経過。バーベキューやハイキングなどを通じた交流は好評。京都・神戸の青年革新懇とも交流し、政治のあり方について議論した。名古屋、香川、神奈川の青年革新懇ともZOOMで交流した」と、多彩な活動を報告しました。

 その後、大原真事務局長が「報告と提案」などを行い、12名が討論に参加。「自民党政治の終わり、夢洲万博の中止など、活動を通じて潮目の変化を感じる」「ダイハツなど大企業の不祥事が続出。職場から監視・告発し、対峙する職場革新懇が必要」「マイナ保険証の強制を許してはならない」「革新懇の拡大・強化に組織として力を尽くす」など、各分野・地域から発言がありました。総会には立憲民主党、れいわ新選組、社会民主党、新社会党からメッセージが寄せられ、参加者に披露されました。

3・7 アメリカ領事館前スタンディング行動 
ガザへの無差別攻撃ストップ!アメリカはイスラエル支援をやめろ!

 3月7日(木)大阪革新懇、大阪平和委員会、大阪労連、大阪原水協は、アメリカ領事館前で「ガザ地区への無差別攻撃ストップ!アメリカはイスラエルへの支援をやめろ!」とスタンディング宣伝を行い、約50名が参加しました。
 大阪原水協の橋口事務局長が進行役を務め、大阪革新懇の斎藤伸吉さん、大阪民医連の中本博史さん、大阪平和委員会の山本訓子さん、大阪教職員組合の中川勉さん、子どもの権利・NGO大阪の長尾ゆりさんの5名が、ガザ地区の悲惨な状況を述べながら、「ガザ地区へのジェノサイドをやめさせろ」「アメリカはイスラエル支援をやめろ」「アメリカ・日本両政府は停戦へのイニシアチブを果たせ」などと、マイクで訴えました。  
 その後、アメリカ領事館に向かって全員で「アメリカはイスラエルへの支援をやめろ」「イスラエルはガザへの軍事攻撃をやめろ」「今すぐ停戦」「パレスチナに平和を」などとコールしました。