期待高まる!「講演と文化のつどい」2023
講演は「サンデーモーニング」元村有希子さん(毎日新聞論説委員) 文化行事は笑配師・花吹雪紫音さんのエンタメ・マジックショー
大阪革新懇の恒例企画「講演と文化のつどい」が今年12月2日(土)午後2時より大阪私学会館で開催されます。一昨年は金平茂紀さん(ジャーナリスト)、昨年は山極寿一さん(元京大総長)で大変好評でした。今年は、女性ジャーナリストで現職の毎日新聞論説委員の元村有希子さんです。1989年に九州大学を卒業後、毎日新聞社に入社。科学環境部部長などを経て2019年から毎日新聞論説委員として活躍されています。2006年には「理系白書」報道で第1回科学ジャーナリスト大賞を受賞しています。TBS「サンデーモーニング」などにも出演し、鋭い論評には定評があります。
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彼女は「新聞記者は『偉大なアマチュア』であれ、が持論である。長くこの仕事をしていれば、専門分野や得意分野ができてくる。それでもわけ知り顔の専門家になってはいけない。その世界を知り尽くす専門家からどれだけ旬な情報を引き出せるかが、記者の本分だと思う」と語っています。文系(教育学部)出身の彼女が、科学環境部に配属されて、「偉大なアマチュア」としてキャリアを積み様々な分野での発信を続けています。テレビでは、時間もなくて、言えなかったことをたっぷりとお聞きする絶好の機会です。
文化行事 笑配師(しょうはいし) 花吹雪(はなふぶき)紫音(しおん)
関西、奈良を中心に全国各地に笑いと元気を届けています。マジシャンとして16年のキャリアと介護福祉士と笑い療法の資格も持ち、福祉分野でも大好評の笑配師。被災地での復興ボランティアや不登校の子どもたちの悩みに関わる活動にも取り組んでおり、他ではちょつと見られないエンタメショーをご披露します。もちろん、手品も面白く、楽しいもので不思議と笑いをお届けします。乞うご期待!!
申し込みは、大阪革新懇ホームページ又はFAXにてお申し込みください。
ユーチューブ視聴は12月5日(火)まで可能です。参加協力費1000円です。
弁士は、大阪平和委員会の上羽治雄事務局長、大阪革新懇の小林優事務局次長、大阪労連の菅義人議長、日本共産党のたつみコータロー元参議院議員、大阪憲法会議の三宅良夫事務局長、非核の政府を求める大阪の会の長尾ゆり常任世話人、大阪労連・大阪市地区協の箕作勝則事務局長、大阪歯科保険医協会の片方真佐子さんの8名。
桜田照雄代表世話人(阪南大学教授)は「松井知事の鶴の一声で夢洲での万博が決まった。当初、夢洲は除外されていた。『間に合うの?』の声がある。設計図を出したのが8か国、着工はチェコのみ。二つ目、いくら費用がかかるかわからない。マヨネーズのような地盤、3階以上の建物なら50メートルの杭を何本も打たなければならないが、その費用がわからない。ゼネコントップのある方も『できへんもんは、できへん』と言っています。こうした事実を知らせてほしい。メディアは伝えない。カジノ・万博を市民の力で止めさせよう」と訴えました。
オンラインで講演した岡野さんは、育児・家事・介護などのケア労働に注目することで生まれたフェミニスト経済学の見地から、主に女性がケア労働を担わされ、市場経済のなかでケア労働が搾取され、廉価とされてきた歴史を詳述。ケア労働は生きるために必要な営みであり、その価値はケアした者にしか理解されない傾向にあるが、多くの権力者はケア実践にかかわったことがないと、厳しく指摘。そして、フェミニスト政治学の視点から、ケア実践の内実とその価値を理解する者が政治の代表者となるべきであり、新たな民主主義を構想するために極めて重要であると強調しました。
オンラインで参加した大阪大学副学長の島岡まな教授は、「講演の後にケア現場の声を聴けてとても勉強になった。現場にとっても国内外の研究やデータを生かして活動していくこと、研究者と現場が相互に交流すること、とりわけ男女間の賃金格差を政治課題にしていくことが重要」と、指摘しました。大阪革新懇代表世話人で関西学院大学の冨田宏冶教授が開会あいさつし、大阪革新懇代表世話人大阪民医連釘宮隆道事務局長が閉会あいさつを行いました。
は、「岸田政権の敵基地攻撃能力保有、5年間で軍事費45兆円の大軍拡路線は、国民を危機に陥れる」「維新はカジノで巨額の税金をつぎ込む一方で、公共サービスを切り捨て、全国最多のコロナ死者を出した」と厳しく批判し、政治変革のため立憲野党の結集を呼びかけました。
野市の古市駅前など2か所でスタンディング宣伝を25人で行いました。「STOP!大軍拡&大増税」「安保3文書閣議決定撤回」の横断幕、「9条改憲NO!」やマイナカード問題のプラスターを掲げて宣伝しました。
8月6日(日)寝屋川原水協が中心となり、校区9条の会・けいはん医療生協などから20名が参加。被爆者代表が「被爆者は平均年齢85歳、心と身体に消せない傷を抱えながら、核兵器を世界からなくそう」と訴えました。
大阪革新懇
ました。
の大罪(①熟議としての民主主義破壊、②くらし・いのち・教育の破壊、③市民の分断とコミユニティの破壊)があり、市民分断の組織化・固定化が(維新の)政治的本質だ」と指摘しました。「一見圧勝しているように見えるが、得票数は大きくは伸びていない。投票から遠ざかっている人々に投票所に足をむけてもらう努力、働きかけが重要だ」と強調しました。
その後、公共の再生の議論。冒頭、寝屋川革新懇から維新との激しい選挙戦を勝ち抜き、広瀬市長の再選を勝ち取った取り組みが報告されました。「知事選挙では吉村氏が6万6千票獲得したが、市長選挙では現職の広瀬けいすけさんが6万票、維新候補は2万5千票だった。ドライブスルーPCR検査や介護事業者等への定期検査などコロナ対策の独自施策や、中学校給食実施など実績や公約を訴え勝利した。具体的に公共のあり方、市役所の役割を広げた結果だと思う」と報告しました。
名が参加しました。
には徹底した対話が必要。60%の投票率になれば維新は吹っ飛ぶ。そこが維新の弱みだ」と述べ、「『都構想』の住民投票結果が生きた事例。投票率が上がれば下手な票割りをすれば(維新は)全滅だ」と語り、弱者に寄り添う徹底した対話を強調しました。