堺で戦争廃止の交流学習会 「今、ここから」の思いつなげて
12月5日(土)、堺市民懇主催の「戦争法廃止!交流学習会」が開かれ、会場いっぱいの100人の熱気で盛 り上がりました。参加者からは「時機に合った取り組みで、これを待っていました」「若いSADLやANTS、ママの会の方が自分の言葉で語った訴えに感動 した」など、内容的にも大成功でした。
安保法制に反対するママの会の芋縄さん、堺の戦争法反対の青年グループANTSの藤本さん、つぶせ戦争法!堺action・非戦の市民講座の前田さん、 SADLの橋本さん、堺市議会議員のふちがみさん、長谷川さん、石本さん、そして戦争法廃止堺連絡会の鬼頭さん、から戦争法の廃止と2000万署名をぜひ 成功させたいと、それぞれ取り組みや意見表明がありました。
そのあと「立憲主義を日本近代史から考える」と題して住友陽文さん(大阪府立大学教授)が講演。立憲主義とは、いかなる権力でも制限する、その仕組みのこ とであり、人が作った「法」を権力が濫用、暴走しないように自然法ともいえる道理・道徳にもとづく「憲法」で規制・監視するもの。天皇主権の帝国憲法下で も立憲政治が一応基本だったが、戦後は主権在民・民主主義が表に立ち、立憲主義は後景に退いた。今日、安倍自民・橋下維新の「選挙で勝ったのだから文句を 言うな」と、『多数決民主主義』は立憲主義と激しいつばぜり合いをしている。立憲主義に背く安保法制(戦争法)や自民党憲法改正草案は、単に「戦前回帰」 ではなく近代の原理を丸ごとちゃぶ台返しするものだと指摘、今、「戦前」とは異なる新しい「危機」に瀕しており、一人一人の主権者の意思が問われている、 と結ばれました。
終了後、意見表明された個人・団体が集まり、廃止・署名運動をぜひ進めようと相談しました。堺の取り組みへ大きな一歩となりました。
12月11日、ねやがわ「戦争法廃止学習会」がおこなわれ70名が参加しました。「戦争法」廃止寝屋川連 絡会・準備会が主催し、市内各団体・個人に呼びかけ開かれました。葦田正幸準備会代表が「来年3月に安保法制が施行され、いよいよアメリカの戦争に自衛隊 が参加する可能性が強まっています。国民一人々が声をあげ何としてもストップをかけましょう」と開会挨拶。
寝屋川革新懇結成30周年レセプションが11月28日、市内ホテルで開催され来賓をあわせて75名が参加しました。津軽三味線のオープニング合奏に続いて、葦田正幸世話人代表が「85年、府下48番目に結成された寝屋川革新懇は、労働組合・団体中心から個人・地域・校区へと広がり、ナインデー、6・9行動、げんぱついややん行動、ファイブデーなど継続した取り組みをすすめ、地域での共同が市長選挙にも結びついた。この経験を戦争法廃止のたたかいでも生かし、今までの枠をこえた幅広い共同の運動をめざしたい」と開会挨拶。
11月6日から11日まで、第6回ねやがわ「寄ってたかって美術展」が市民ギャラリーで開催され800名をこえる入場者がありました。寝屋川革新懇結成25周年を記念してはじまった、プロもアマもジャンルもこえて自由に出展する“新しい寝屋川の美術展”は6年目となりました。今年は出品者が56名、最高齢は92歳でした。油絵・書・彫刻・陶芸・押し花絵・ちぎり絵・水彩画・植物造形・生け花・タペストリー・版画・篆刻・刺繍など92点が出展され、出品者・出展数・入場者数すべての面で昨年より広がりました。コラボレーション企画として、チェロの演奏が行われ、最後の全員合唱に会場が拍手に包まれました。来場者からは「作品のおもちゃ箱といった感じで、バラエティーにとんで楽しかった」「寄ってたかっての趣旨が良い、どれも心がこもっていて癒やされた」「楽しんで作っておられる、来年は私も出品しようと思う」「チェロの音を聴きながら作品を眺めていると、何とも言えない気分になりました」と出品者と鑑賞者が一体となる感想が多く寄せられました。出品者からは「何の規制もなく、自由に作ったものを展示してもらえ感謝している」「参加者が毎年広がり、色々な作品に出会う楽しみがあります」「発表の場があることは嬉しい、大きな励みになる」の感想文に励まされ、みんなが主人公の「寄ってたかって美術展」は来年も開催することとなりました。
10月22日、羽曳野革新懇と共産党が共催で「戦争法廃止・知事選勝利羽曳野学習会」を開催。60名が参加。
羽曳野革新懇は総がかり行動実行委員会の呼びかけに応えて19日、古市駅で「戦争法を廃止する国民連合政府をつくりましょう」と市民に呼びかける宣伝を行いました。宣伝には「戦争法廃止」のプラスターと「戦争法を廃止する国民連合政府をつくりましょう」の横断幕をかかげ、28人が参加し、6人がマイクで訴えました。
2015年10月12日(月)14時より箕面駅前広場にて「安保法制廃止を