なくせ原発河内長野集会

<河内長野革新懇>
 9月11日(水)には、31回目の「なくせ原発河内長野集会」を開催し、夕方の街角に「原発はいらない」の声を響かせました。17日(火)には松井大阪知事の「大阪湾に福島放射能汚染水の放出OK」発言が飛び出し、維新が「パーフォマンス」。安倍政権の先兵となる維新の本質が明らかになり、草の根からの反撃が求められています。

 

大阪革新懇・活動ニュースNo.14

~夢洲視察 夢洲万博は極めて危険、カジノ・IRは莫  大な無駄遣い!~

 大阪革新懇は、9月8日(日)代表世話人を中心に10名が夢洲を視察。現在夢洲にはゴミ焼却灰や砂利などを積んだダンプカーが平日往来し、埋め立て工事が急がれています。視察団はまずIR会場となる3区を視察。浚渫土(しゅんせつど)と建設残土で埋立てが急ピッチですすめられていますが、夢洲の下は25mに及ぶ沖積粘土層、その下には約50mの洪積砂礫層があり、雨が降ると雨水の重量で地盤がどんどん沈んでいるそうです。こんな軟地盤の上にカジノ・IRを建設しても大丈夫なのか、莫大な無駄遣いでは・・・と感じざるを得ません。ブッシュに覆われ雨水がたまった自然池には、サギやカモなどの野鳥が多数生息していました。

 次に1区を視察。1区は、大阪市域のゴミ焼却灰の最終処分場で、メタンガスを放出するための筒が多数立てられていました。雨が降るとゴミ焼却灰が混じった汚染水が南端の処分場に流れ薬剤で中和され、万博会場予定地の2区に放流されてから大阪湾に流されます。汚染水に含まれたダイオキシンやPCBなどの有害化学物質はすべて除去されるわけではなく、残留している可能性が高いそうです。視察では1区と2区は異臭が漂っていました。
 護岸工事などのために使用されている鋼矢板は、昨年の台風21号などで錆びて倒れ、高さ2~3mのコンクリート護岸壁は幅何メートルにもわたりヒビがはいり、放置されています。これでは、台風や地震による津波・高潮には到底対応できません。こんな危険な夢洲での万博開催は極めて危険であり、広大な埋め立て地でのカジノ・IR建設は莫大な無駄遣いでしかありません。10月22日(火・休)には「カジノあかん!夢洲あぶない!」10・22市民集会が、エルシアターで13時30分から開催されます。

 

<大阪損保革新懇 野村 英隆さんより寄稿>

夢洲初上陸! 「 夢洲はアブナイ!」を実感

 9月8日の日曜午後、大阪革新懇呼びかけの「万博カジノ予定地・夢洲視察」に参加しました。夢洲の平日はゴミ・砂利・工事などのダンプカーの往来激しく、一般車は入れません。ダンプ運航休みの日曜、当局の許可を得て3台・10名は咲洲トンネル経由夢洲に初上陸しました。昨年末、大阪府庁が入る咲洲ビルの展望台から夢洲を遠望しましたが、今回はこの足と目で炎天下36度を超える砂ボコリの荒れ地を歩きました。

 カジノ予定地の中にある広大な池には数千羽を超える野鳥、特に絶滅危惧種・準絶滅危惧種数種も営巣しているといわれています。「埋め立てるな、野鳥自然公園として整備して残せ!」と心で叫びました。万博予定地の埋め立て最先端堤防まで長い土手道を歩きました。埋立地の端から黄土色の汚染水がボコボコと噴出していました。昨年の台風で壊れ、曲がった鉄矢板がそのままのところ、深く泥土砂に立ち往生したままの「しゅんせつ重機」も数台、素人目にも軟弱地盤の様がよくわかります。もし、地震・津波・高潮・台風きたらどうなる?どうする? 去年の台風で関空は水没、8000人が孤立したことを思い出しました。

    あらためて「こんなところに万博カジノはイラン!夢洲は本当にアブナイ!」を実感しました。「『百聞は一見にしかず』とはこのことだな」と学びました。案内と解説をしていただいた桜田照雄・藤永のぶよ両代表世話人に御礼の気持ちを表します。

 

河内長野革新懇 総会と学習会を開催

 河内長野革新懇は、9月7日に総会を開催し、43人が参加しました。総会では、河内長野市民連合を中心とした「市民と野党の共同」をめざす取り組み、31回目を迎えた「なくせ原発河内長野集会&デモ」、全小学校の入学式での門前ビラ配布、宝塚中川市長を講師に迎え、大成功させた学習会「中学校全員給食」をめざす取り組み、子どもから年配までが楽しみ、元気の出た長谷川義史さんの「絵本ライブ」、新婦人・年金者組合等が呼びかけ、160人が集った「平和フェスタ」、成人の日宣伝や高校卒業式・入学式の門前宣伝、教科書採択への意見提出・教育委員会議の傍聴など、 この一年の各団体・個人の豊かな取り組みの報告・発言が相次ぎました。

 記念講演は中平史弁護士による「入門 ジェンダー平等」。憲法を軸に個々の条文に触れながら、わかりやすく興味深いお話を伺い、秋以降の取り組みの前進を呼びかけて、散会しました。      
                    

羽曳野総がかり行動実行委員会が スタンディング宣伝

  羽曳野総がかり行動実行委員会は、8月29日安倍9条改憲阻止のスタンディング宣伝を行いました。宣伝は東西2か所に別れて、それぞれ交通量の多い5か所を決めて、順繰りに宣伝しています。昨年4月に始めて以降、今日で14回目の行動。今日の32人を合わせて、始めてからの参加者はのべ383人になりました。

 「何してるんや」と自転車に乗った年配の男性が聞いてきたので、「安倍さんが憲法9条を変えようとしてるから反対してるの(です)」と答えると、「憲法は大事やから守らなあかん。オレ、今度の選挙でたつみコータローに入れたで。比例は山本太郎やけどな」と返事がありました。自転車を押した中年女性も、「何してんの」と尋ねてきたので、「安倍さんが9条変えようとしてるから反対してるの(です)」と応じると、「憲法は大事ですよね。頑張ってください」と励ましてくれました。

原発廃炉 再稼働反対 子どもを守ろう ~ねやがわゲンパツいややん行動 348回目7周年迎える~

 8月2日、ねやがわゲンパツいややん行動が7周年を迎えました。2012年8月から毎週金曜日、暑い日も寒い日も、年末年始も休むことなく続け348回目となりました。この7年間の参加者は、のべ3555名。

 「福島第1原発事故から8年5ヶ月が経過したのに、溶け落ちた核燃料は何の収束もせず、汚染水は増え続け、原因究明も責任追及も賠償もまったく不十分なまま、福島県民5万人が未だに避難生活を強いられているのに、まるで原発事故が無かったかのように再稼動がすすめられています」「子どもや孫たち若者たちが安心して健康に暮らせる日本を取り戻すために私たち大人が、政府と電力会社に声を上げましょう」と、訴えました。

 首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフさんから「寝屋川の皆さまに敬意を表します」のメッセージが寄せられました。寝屋川では毎年の3月11日に、「ゲンパツいややん!再稼働反対!ふくしまを忘れない」メモリアル宣伝をおこない、福島農民連などを招いて交流宣伝を続けています。

大阪革新懇・活動ニュース No.8

参議院選挙で安倍政治を終わらせ、希望と安心の政治を
~5野党・会派が全1人区一本化、13の共通政策で合意~

 6月26日通常国会が終了し、いよいよ7月4日公示、21日投票で参議院選挙が実施されます。6月13日(木)日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党、衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」の5野党・会派は書記局長・幹事長会談を開き、13項目の共通政策の合意に続き、参議院選挙32の1人区で一本化が実現し、各選挙区で最大限の協力で勝利をめざすことなどを確認しました。今回の参議院選挙は、マクロ経済スライドによる減り続ける年金制度や消費税10%強行を中止させ、安倍9条改憲を打ち破り、希望と安心の政治を実現させる重要な選挙です。市民と野党の本気の共闘で安倍政権を退陣に追い込みましょう。

 大阪革新懇は、6月15日の代表世話人会で参議院選挙に臨む基本的立場(別途掲載)を確認。安倍政治を終わらせ「3つの共同目標」を掲げる政治勢力の躍進のために、参議院選挙アピールを発表するとともに7月2日(火)街頭宣伝などにとりくみます。

大阪12区市民連合学習決起集会開催 市民と野党の共闘で安倍政治にサヨナラを

 6月21日大阪12区市民連合は、参院選での市民と野党の本気の共闘で、安倍政治にサヨナラするための「学習決起集会」を大東市民会館で開催し、160名が参加しました。

 開会挨拶で橘田亜由美呼びかけ人は「12区補選は残念な結果だったが、参院選全一人区での野党統一候補決定と13項目の共通要求実現へと財産を引き継いだ。市民連合を一層大きくし立憲野党勝利へ全力をあげよう」と開会挨拶。

 宮本たけし前衆院議員は「頑張れば新しい野党共闘の政治を切り開く確かな力になる、安倍政治を倒して新しい政治をつくるために頑張ろう」と来賓挨拶。

 冨田宏治さん(関西学院大学法学部教授)が「市民と野党の共闘と安倍改憲阻止の展望」と題して講演。「12区補選の闘いがひと押しとなって参院32の一人区で野党共闘が前進した。これで勝つための条件が整った。まず関ヶ原の戦いで安倍改憲を阻止するために参院で3分の2を取らせない、夏の陣・冬の陣で政権交代へ、そして自・公政治を終わらせる展望をつくろう」と訴えました。

 冨田さんは、維新政治との闘いについても、「貧困と格差の拡大に直面する大阪市民の間に生じていた分断を組織化し、固定化が(維新)支持につながっている。『空中戦』から地を這う『組織戦』が必要」と強調。

 集会最後に、「3千万署名と参議院選挙で安倍政治を終わらせよう」の集会アピールを確認し、「9条壊すな」「消費増税中止」のポテッカーを全員で掲げ、コールしました。

活動推進ニュースNO.8

大阪革新懇・活動ニュース No.6

6月12日大阪市大へ要請 二度と「軍学共同」研究を行うな

12日「軍学共同いらない!市民と科学者の会・大阪」は、大阪市大を訪ね、「大阪市立大学が二度と『軍学共同』研究を行わないよう求め」る学長宛て「要請書」に対する、同大学・荒川哲男学長名の「回答」文書を受け取りました。 “大阪革新懇・活動ニュース No.6” の続きを読む

北区革新懇 総会を開催

 6月5日北区革新懇は、大阪グリーン会館で「19年度総会と記念講演」を開催し、25人が参加しました。西晃代表世話人の開会あいさつに続き、関西大学法学部教授の高作正博さんが「日米地位協定の諸問題」という演題で記念講演しました。「米軍人・軍属(軍に雇用されている文官・技師・給仕人)は日本の国内法を守る気がない。同じ敗戦国のドイツ、イタリアが米軍に国内法を守らせているのと比べて、日本政府は事実上主権を放棄しているに等しい」と語り、参加者は地位協定の抜本改定と安保条約廃棄を求める世論の必要性を強く感じました。

  「総会」では、18年度の活動報告・収支決算報告、19年度活動方針案と新世話人案が提案され、全会一致で承認されました。